ワーカーホリックなフリーランス2年目、2020年は○○します!

2020/01/19
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

令和2年1月ということで、新たな元号での新年を迎えたので、今のうちに今年の抱負を発表します!

(個人的な内容ですが、何かみなさんに気付きがあれば嬉しいです)

以前の私が考えていたこと

2019年の4月からフリーランスを開始した私ですが、それまでは、飲食店と保育園でのアルバイトを掛け持ちする生活を1年間送っていました。

ずっと、管理栄養士の資格を生かして、スキルアップをして、自分が必要とされる仕事に就くことを憧れつつも、それがどんな仕事なのか、企業で働くにしても、時間に縛られた勤務形態以外はないのか、などと考えてしまい、なかなかスタートを切ることができませんでした。

ですが、とある出会いをきっかけに、重い腰を上げることになったのです。

フリーランスを始めたきっかけとは?

当時、保育園での調理や献立作成の仕事をしていたこともあり、食育や参考になりそうなレシピを探すため、よくインターネット検索を利用していました。

数あるサイトの中でも、読者参加型のものがあり、そこで実体験やアイディアを投稿できるという募集を見つけたのです。

自分の考えを発信する機会は、自分の中のスキルを発揮したり、頭の中を整理することにも役立ちますし、何よりも仕事以外のフィールドを広げてみたいと感じ、気軽な気持ちで応募してみました。

すると、数日後、編集者の方から個人的にメールが送られてきて、「ぜひ、管理栄養士さんに協力をお願いしたい」と依頼をされたのです。

その時は、資格を生かした実務経験が浅くて、そのレベルでも満足してもらえるのかな?と不安な気持ちもあったのですが、保育園で食育に携わっている点や、直接お会いして人柄を評価していただき、お仕事を受けることに至りました。

これが、アルバイト生活からの転機になったのです。

軌道に乗るまでに苦労したこと

新しく受けた仕事は、家にいながらでも取り組める、食育サイトの記事執筆でした。

主に、乳幼児を対象とした食べ悩みや、栄養に関する相談に対して、質問者の目線に立ってアドバイスを作成するものでした。

実際に、サイトに投稿されている過去の質問と回答の記事を見ると、管理栄養士を始め、臨床心理士さん、言語聴覚士さんなどの専門分野の先生方が的確なアドバイスをされていて、「私がこんな風にできるかな?」というプレッシャーを強く感じました。

ですが、とりあえずやってみないことには、そんなことは誰にもわかりません。

編集者の方から、何かしら可能性を見出してもらったことだけを拠り所に、3月から仕事に取り組み始めました。


一番最初の依頼は、「にんにくはいつから食べられる?」という内容の初めての相談を受け、そこからいよいよ本格的にライターとしてスタートを切ったのです。

とはいったものの、事前に依頼数は月に数本であることを聞いていたため、それだけでは思ったような収入にはならないことをわかっていました。

でも、このことをきっかけに、
「自分が飛び込んでいないだけで、自分のレベルを決めてしまっているのはもったいないことなんじゃないか」
と考えるようになり、シフト通りに働いて確実に収入が得られるアルバイトだけではなく、そうではない働き方を探し始めるようになったのです。


その当時は、特別なコネクションがあるわけでもなく、就きたい仕事が見つかっていたわけでもないのですが、肉体労働に疲弊していて、一旦リセットしようと決めて、アルバイトを止めることを決断しました。

やはり、身体が資本ですし、疲れていると考えを深める余裕も失いがちなので、少しばかり職探しの時間に充てるということで、4月はほぼ家で過ごしていました。
(さながら、育児中の主婦生活に逆戻りです)

インターネット検索をしては、「この仕事もいいな」「こんな仕事の可能性もあるのか」などと毎日働く姿を想像し、でも、それを続けていきたいか、年収や待遇に捉われ過ぎていないか、などと考えれば考えるほど、どんどん何をしたかったのかわからなくなってしまいました・・・
(情報が多いというのも考え物ですね)


結局、一番最初にいいな、と直感した出張料理の仕事を始めることに決め、説明会に参加して登録を済ませ、活動を始めていないにも関わらず、料理家の勉強会に参加させてもらうことにしました。

そこでは、同じようにこれから始めるという方、一方で何十回と依頼をこなしてきたベテランの方が集まり、得意料理を持ち寄ってレシピを紹介し合ったり、その時のテーマについて代表の料理家さんがプレゼンを行うというスタイルでした。

その時は、ナチュラル料理が得意な料理家さんが話してくださり、マクロビオティック(玄米菜食)の実践もしていた私にとって、「私もここでなら力を発揮できるかも」と希望を抱いたことを覚えています。

各人の得意ジャンルを生かしたメニュー提案や、家庭ごとの悩みに合わせた工夫をすることで、手作りの料理を伝えていくことが使命となっていました。
 

実を言うと、マイペースな性格もあって、自宅では時間を気にせず調理をしたり、作りながらいつもアレンジをしてしまうこともあり、時間を意識して3時間で12品作ることには全く自信がありませんでした。

本採用の前に、トライアルを受けなければいけなかったのですが、その時は必死の形相で、「あと何品!あと何分!」と取り組み、ギリギリクリアさせてもらったほどです。

そんな状態からスタートした出張料理も、今では回数を重ね、TV出演のオファーも受けるまでに成長しました。
(もっともっとレパートリーを増やしたり、見せ方やアドバイスについても勉強中です!)


そして、4月があまりにも仕事をしなくて検索の日々となり、労働意欲が下がって収入も激減し、時間ばかりが過ぎて行ってしまったことに焦り、駆け足で同時期に別の仕事を始めることになっていたのです。

それが、企業内での食育講師の仕事でした。

以前の飲食店でのアルバイトに、野菜レストランで対面式のサラダバーを担当していたこともあり、
「おいしい野菜に携われて、接客の経験も生かせる」
と感じ、飛び込んでみた仕事でした。

それに加えて、妊娠前に働いていた企業では、1日何100人という人数に対し、その日のテーマを決めて話をする仕事もしていたこともあり、食育講師として1回10分程度話すことは難しくありませんでした。

ところが、野菜の販売も伴う仕事だったため、農家さんの想いや、個々の野菜たちの特徴・おいしい食べ方・選び方などの知識が全然足りていなくて、4回目をこなすまでは毎度ダメ出しをくらっていました。
(不勉強なまま挑んだのも反省点です・・・)

5回目を終えたとき、初めて「何も言うことはない」と言われたときは、ようやく自分の成長を実感することができ、そこからは自信を持って堂々と臨むことができるようになり、大きな企業様からの依頼も指名してもらえるようになりました。
(それでも、まだまだ新しい野菜との出会いが多いので、まず知ることから始まり、実際に調理して食べることも繰り返しています)


このような感じで、それぞれ違う職種を業務委託という形で受け、日々違う仕事をこなすようになっていったのです。

ついに、サンキュ!STYLEライターになりました

最初こそ、うまくいかなかったり、不安だらけで始めた仕事たちでしたが、評価が上がり、大きな仕事も舞い込んでくるようになると、調子が良くなってきます(笑)

自分はもっともっとできることがあるんじゃないだろうか、

ワーカーホリックみたいに掛け持ちバカになっているけど、そこは強みになるんじゃないか、

全ての経験を生かせる仕事がどこかにあるはずだー!

と感じている最中での、サンキュ!STYLEライター募集広告との出会いに至ります。


既に、ブロガーとして活躍している方も多い中、まだまだ未熟者ではありますが、伝えたいことは山ほどあるので、それを拙いながらも言葉にして、1人でも多くの方に届けていきたいと思います。

食べ物のこと、栄養のこと、食べ方のこと、作り方のこと、食事との向き合い方のことなどを発信し、読んでくれる皆様の生活が、少しでも日々楽しく元気に変わることを願い、更新していきます。

今年は○○します!

多分、一般的に見たら私は、仕事を掛け持ち過ぎていると思います。
(自身は、ブッキングもなく、毎日違う仕事に充実感を得ていますが)

これらの業務委託以外に、保育園での調理の仕事も毎週しているので、はっきり言って、フルタイム並みの勤務日数なのです。

「仕事と家庭と育児を両立したいから、正社員のフルタイムを私は選べない」
と考えて始めた今の仕事たちですが、やはりそれだけ仕事に充てていると、両立はできていても、自分のための時間が思うように取れていません。

そろそろ、身体にもガタが出始めているので(笑)、自分のケアのためにも、働く割合をもっとコントロールしていかねばと思っています。

どれかを辞めるという選択肢ではなく、
●効率よく、
●作業能率を高めて、
●仕事時間を短く結果を出すこと
が、今年の目標です!!

好きなことは全部やる!諦めない!

でも、自分を犠牲にしない!


これを目指して、サンキュ!STYLEライターの仕事も楽しく取り組んでいきたいと思います。
こんな私ですが、記事の更新を楽しみにしていただけると強い励みになります!
読者のみなさま、どうぞ、よろしくお願いします。

★この記事を書いたのは・・・管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。
保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、作ることが好きなワーカーホリックです。

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