ピンチ!冷蔵庫が開かない時はどうすればいい?試行錯誤の結果・・・

2020/02/07
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。
管理栄養士&食アドのゆかりです。
料理を作ることはもちろん好きですが、それ以上に食べることが大好き!

そんな私が、あることをキッカケに、空前絶後のピンチに遭遇!
その時の経緯や解決法について、ご紹介します。

きっと、みなさんの今後の生活に役立つはず!

ことの始まりは・・・

その日は、仕事の1つでもある出張料理で提供したメニューを自宅でも作ろう、と思ったことから始まりました。

「豚肉のヨーグルト味噌漬け」
という漬け込み料理で、食品用のポリ袋に、ヨーグルト・味噌・みりんと豚肉を和えて漬け込んでおく、簡単なメニューです。

朝のうちに仕込んでおいて、夕方帰宅してから焼くだけで、今夜のメインメニューは決まりだ~♪

なんて、ルンルン気分で冷蔵庫に仕舞うことにしたのです。


ただ冷蔵庫に置くのではなく、我が家の冷蔵庫にはチルドルームが付いていて、真空空間にすることで、鮮度保持や味の染み込みが良くなる機能があるため、そこへ入れることに。

まさか、開かなくなるなんて!

「さぞや、漬け込まれた豚肉は、美味しくてジューシーなんだろうな~」と意気揚々に帰宅し、夕食の準備に取りかかろうとするも・・・

あれ?チルドルームが開かない!

サーッと血の気が引く感覚とともに、何とかすれば開くだろう、という楽観的な思いで再挑戦。

気を取り直し、もう一度レバーを下げて、いつも通り平行に引っ張るも、先ほどと変わらず開かない・・・

これは、どういうことだ?とパニックになりながらも、冷静にチルドルームの中を除くと、どうやら斜めに入れたバットの端が、浮き上がって中で引っ掛かっていることが判明しました。

ピンチの状況で試してみたこと①

そうとわかれば、とにかく引っ張るだけでは、らちがあかないので、辛うじて開いた5mmほどの隙間をこじ開ける作戦に出ました。

【使ったアイテム】
●フライ返し(ターナー)の柄
●お玉杓子(レードル)の柄

なぜ、↑これらを選んだかというと、薄くて硬いものが、この2つしか見当たらなかったから。

そして、これらを使って、わずかな隙間に差し入れ、テコの原理で開けようと試みました。

結果は、1cmほどに隙間が拡大するも、それ以上はミシミシと嫌な音が鳴り出し、このまま続けると破壊の恐れがあったため、一時断念・・・

ピンチの状況で試してみたこと②

結局それ以上開けるためには、引っ掛かっているバットの浮き上がった部分を押し下げなければいけません。

バットは金属製(おそらく、ステンレス)。
もしかしたら、磁石で引き付けたら動かせるかも!

ということで、我が家に使えそうな磁石はないか探してみることに。

冷蔵庫に貼り付けていた、水道トラブルメンテナンス業者のマグネットを発見!
薄さは2mmほどなので、これなら確実に隙間から入れられそう!!

ということで、先ほど同様に、金属の柄を使って隙間を開き、期待を込めてマグネットを差し込んでみると・・・

グニャ~っと曲がってしまい、しかも思うほど磁力を発揮してくれず、何も進展なし。。

最終的には、修理の依頼しかない?

さらに、換気扇の汚れ防止用に取り付けていたフィルターを押さえるマグネットも、金属の柄にくっ付けて入れてみるも、柄から離れてバットに移ってしまい、これもまた期待はずれ。。
(成功イメージでは、ピタッと磁石に寄ってきて、浮き上がりが落ち着くはずだったのに)


かくなる上は、修理を頼むしかないのだろうか・・・

修理と言えば、メーカーごとに保証内容が違うと思いますが、今回の件はメーカーの責任ではなく、自己責任の確率が高いと感じたので、きっと有料対応になるのでは?

こんなことでお金が飛んでいってしまうのはとても惨めだったので、最後の悪あがきに、インターネットで同じような事例がないか、調べてみることにしました。


すると、自分と同じようなケースや、バット以外にも挟んで開かなくなったという事例がいくつも見つかりました。

そして、なんと業者さんの修理方法を紹介してくれている方を発見!

「チルドルームの天井にLEDが付いているタイプは、そこに穴が付いているので、そこからドライバーなどで突けばいい」という有難い情報を基に、早速、その穴を探してみることに。

何としても開けねば、という執念の結果は?

意気揚々と冷蔵庫の扉を開け、チルドルームの真上の棚に並べた食材を押し分けながら穴を探すも、穴などない・・・

これは、もしや?
先ほどの口コミ情報には続きがあったのです。

「旧タイプの冷蔵庫の場合、穴がないので、分解か交換対応になります」

↑もしかして、我が家は旧タイプということ?

いやいや、何としてでも開けられるはず、という根拠のない自信というか、諦めの悪さというか、その思いのみで、出来るところまでやってやろうと決意。

とりあえず、チルドルームの上の仕切り板に手をかけ、ガタガタ揺らしてみる。
すると、そのさらに上にある仕切りに並べた食材たちが、いくつか転がり落ちてきました。

これは割れたりこぼれたら二次被害が出る、とのことで、まずは食材を全部取り出すことに。

出てくるわ、出てくるわ。

使いかけの調味料を中心に、こんなにも溜め込んでたかと溜め息が出るほどの数々・・・

いつ冷蔵庫の中に戻せるか目処も立たないまま、とりあえず、仕切りの取り外しに再チャレンジ。

すると、ちょっとした弾みに、あれよあれよと組み立てられていた仕切りを全て取り外すことに成功!

そして、ついに、チルドルームをまるごと取り外すことができたのです!!

結果として、チルドルームを取り出せても、すぐに開くことはできなかったのですが、持ち上げて中身をシェイクしてみたら、その振動でバットがずれたらしく、嘘みたいに開くことができました。

引き出しには余裕を持って詰めましょう

今回は、開かなくなってから3日後で解決に至りました。

漬け込んだ豚肉は、味が染み込みまくっていて、なんとか傷む前に美味しくいただくことができました。
(漬け込まず、そのままの生肉だったら悪くなっていたかも・・・)


原因としては、詰め込み過ぎではなく、閉まりそうだから大丈夫だろうという楽天的な考えがあったことでした。

同様の事態は、バットに限らず、お皿やボウルでも被害にあっている方がいますので、くれぐれも入りそうということでギリギリの大きさの物はチルドルームへ入れないことをお勧めします。

同じ過ちを犯さないに越したことはありませんが、真似をしてしまうと部品が破損する恐れもありますので、無理をせず、修理をお願いしちゃいましょう。
(今回は運が良かったというだけですね)

★この記事を書いたのは・・・管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。
保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、作ることが好きなワーカーホリックです。

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