ある日突然、耳が聞こえなくなった!原因は誰にでもある○○だった!
こんにちは。
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかりです。
今年は梅雨明けが遅かったこともあり、8月には毎週のように娘を連れて海水浴へ出かけていました。
涼みを兼ねて、両親も伴って行ったのですが、そのことがきっかけで耳が聞こえなくなった体験をご紹介します。
ご自分やお子さん、ご両親など、年齢問わずに起こる可能性があるので、予備知識として知ってもらえたら役に立つと思います。
始まりは、楽しい海水浴の後に…
地元は、海に囲まれた島なので、きれいな海水浴場に恵まれています。
「今週は○○海岸」、「来週は違うところへ」などと、あちこち楽しめるのも魅力で、浮き輪はもちろん、ビート板や水中眼鏡に留まらず、シュノーケルまで持っていくほど、還暦を過ぎた父も潜る気満々で海水浴場へ出かけていました。
娘が幼いため、本格的に潜って楽しむような岩場の深いところは選ばず、砂地で遠浅な海岸ばかり選んでいたのですが、それでも少し沖へ向かえば十分にシュノーケリングを楽しめる環境でした。
こんな風に、海底にヒトデなどを見つけることもでき、岸辺で遊ぶ娘も捕ってきてもらったヒトデを手に大はしゃぎ。
(イキが良くて、うねうね動いていました)
筆者も、腰くらいまで浸かりながら暑さをしのぎ、素早く泳ぎ回る小魚などを眺めて過ごしていました。
何を試しても解消しない
お盆を過ぎるとクラゲが出てきて遊泳に適さなくなるため、娘の夏休み最後の日が今季の海水浴最終日となりました。
夏休みが明けると娘は元気に登園し、筆者もそれまで通り、パソコンで在宅ワークに勤しむ日に逆戻り…
両親も、それぞれ仕事をしたり、農作業や家のことなどをやりつつ過ごしていました。
ところが、最後の海水浴から3日経った頃、突然、右耳だけが詰まったように聞こえが悪くなったのです!!
まるで、シャワーやプールの後に水が入り込んだような感覚で、綿棒を使っても、頭を振ってみても改善しません。
他にも方法はないかと、情報を調べてみると、
● ドライヤーの熱風を充てる
● 蒸しタオルを耳に当てる
という方法を発見!
どうやら、中に入って抜けない水を乾かしたり、抜けやすくする方法とのこと。
やけどに注意しつつ、ドライヤーから試してみるも→ 効果×
続いて、軽く湿らせて電子レンジで30秒ほど温めた蒸しタオルを当ててみるも→ 効果×
もう少し調べてみると、どうやら耳に水が入った場合は、半日もあれば自然に乾燥してしまうのだとか。
ということは、聞こえが悪いのは、水が原因ではなさそう・・・
耳鼻科での受診結果は?
自宅では他に対処できないため、やむをえず、耳鼻科を受診することに。
その結果は、、、
【耳垢塞栓】とのこと!!
つまり、耳アカで塞がれて、聞こえが悪くなっていただけだったのです。
「突発性難聴」とか、治りにくいものだったらどうしようかと心配していましたが、受診時に耳の中を掃除してもらってスッキリ解消◎
(※ 筆者自身ではなく、父の体験談です。)
耳鼻科の先生いわく、入浴・プール・海水浴などで耳に水が入ると、耳アカが膨らんでしまい、それがたまたま完全に耳の通り道を塞いだことによって、急に耳が聞こえなくなったのでしょう、とのことです。
なんだか、耳アカくらいで、と思われたかもしれませんが、本来は耳掃除も家庭ではやらない方がいいといわれていて、耳の異常を確認するのと合わせて、耳鼻科を受診してとってもらうのは特別なことではないんだそうです。
そうはいっても、混み合う病院で長時間待ってまでは面倒だから、綿棒や耳かきで済ませたくなりますよね?
力加減によっては、耳の中を傷つけて炎症を起こしたり、綿棒で奥に押し込んでいる状態になっていることもあるみたいです。
せめて、耳掃除用の吸引器などであれば、完璧には取り切れなくても(ほどほどでOK)、今回のような突然の難聴を防ぐことには繋がりそうですよ!
ただし、耳や頭の痛みなどを伴う場合は、これ以外の原因や病気なども考えられますので、いつもと違うと感じた場合は、早めに専門医を受診することをお勧めします。
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
5歳女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。