人気のオートミールを活用!材料3つ&3ステップで完成する「優秀おやつ」
こんにちは。ギルトフリー(罪悪感なし)おやつが大好きな、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。
「間食は、質と時間を選べば太りにくい!」
ということで、いつも無塩ナッツや小魚、チーズなどを常備していた筆者。
時間をあまり割けないときは、そういった既製品をメインにつまんでいましたが、ちょっとだけの手間で簡単&おいしく作れるおやつを発見しました。
この記事では管理栄養士である筆者が、少ない材料と簡単な作り方で出来るギルトフリーおやつを紹介します。
<材料>
2021年に前年比売り上げが一番増えた食品は、「オートミール」といわれています。
ごはん代わりに食べる米化(こめか)と言われる食べ方が流行ったりした食材ですが、それ以前は主食以外にお菓子の材料として使われることが多かったのです。(クッキーやケーキなど)
筆者は、レシピ開発の仕事で2kgサイズを取り寄せてしまったことから、あれこれと消費するレシピを模索していたところ、見つけたのが今回紹介する「バナナバー」です。
・バナナ:1本(皮無しで90gくらい)
・オートミール:大さじ6(36g)
・きなこ:大さじ1(6gくらい)
材料は、オートミールを含めたこの3種類のみです。
<作り方>
材料の計量さえすれば、あとは簡単◎
1.ポリ袋などに全ての材料を入れ、口を閉じて揉みながら潰して混ぜる。
2.クッキングシートを敷いた上に1を広げ、平らにして均等な厚みの四角形に整える。
3.トースターで焼き固まるまで15~20分ほど焼く。(オーブンの場合220℃くらいでOK)
以上のステップで完成!
バナナバーというくらいなので、粗熱が取れたらバーの形状になるように切り分けるのをお忘れなく。
栄養もしっかりとれる◎
簡単な材料ですが、このバナナバーのすごいところは、
・食物繊維がたっぷり5.5g!(=1日必要量の1/4相当)
・タンパク質がほどよく8g!
・砂糖不使用でも甘味は十分!
・子どものおやつにも安心!
というところです。
全て食べると240kcalくらいあるので、1人分の間食としては少し多めですが、ほどよく噛み応えがあり食べ切れないくらい満足感は高めなので、半量でも十分かもしれません。
実際に、個人で開催した食育イベントでも試食として、1歳から60代までの15名ほどの方に食べてもらったのですが、とても喜んでもらえましたよ。
水分を加えなくても、バナナ自体が水分を多く含んでいるので、オートミールもしっとりふっくらと仕上がります。
ただし、バナナの皮に黒い斑点(シュガースポット)が出た状態のものを使用したので、買ってすぐの皮がきれいなうちは甘味を少なく感じるかもしれません。見切り品で売られているような黒っぽくなった完熟バナナがおすすめですよ!
いろいろアレンジを楽しんでみるのも◎
バナナ以外にも、しっとり系の焼き芋を使っても作れるかもしれません。
また、きなこなしでも作ることはできますが、比較してみると断然きなこありの方が香りと食べ応えで満足度が高いという結果になりましたよ。
ほかにも、粗く砕いたミックスナッツを加えても、ザクザクとした食感と香ばしさがUPしておいしく食べることができました。
こんな風に、ご自宅にあるもので置き換えたり加えるなどして、自分なりでアレンジを楽しんでみるのもおすすめです!
おやつは我慢せず、メリットの大きいものを選んで上手に取り入れてみてくださいね。
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
年長の女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、地元のケーブルテレビの食育番組に出演しています。
食べること、料理すること、喋ることが好きです。