「ターメリックパウダー」が余っていたら試してみて!思いがけない組み合わせで病みつきになった1品とは?

2022/10/14
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。月に何度もカレーを食べている、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

子どもにも人気があるので、お子さんがいるご家庭ではカレーの登場回数が多いのでは?我が家も娘がカレー好きで、カレーライス以外に、炒め物をカレー風味に仕上げて食べることもよくあります。

そんなときに活躍するのが、カレーの色でもある「ターメリック」というスパイス。
この記事では、「ターメリック」のカレー風味以外での使い方をご紹介します!

「ターメリック」とは?

カレーといえば黄色のイメージがありますが、それは「うこん」が使われているからなのです。

うこんは、しょうが科の植物で英語では「ターメリック」と呼ばれています。乾燥して粉末状にされたものが小瓶に詰められ、スーパーなどのスパイスコーナーで市販されていますよ。
このターメリックがカレーの色付けには欠かせないのですが、ほのかな土の香りや苦みも持っています。

カレー粉やカレールウの中にはこのターメリックと一緒に、辛味のあるブラックペッパーや唐辛子、香りのあるクミンなどのいくつものスパイスが混合されているのです。

「ターメリック」の使い方は?

我が家でカレー風味の味付けをするとき、ターメリックと一緒に使うのがクミンとガラムマサラです。

クミンはカレーの香りのもとであり、ガラムマサラは辛味のあるスパイスをはじめコリアンダーやシナモンなどの香りに特徴のあるスパイスがミックスされているものです。これを合わせることで、色、香り、辛さを自在に調整したカレー風味の味付けがしやすくなるのです。

簡単なものであれば、ひき肉を油で炒め、野菜を加えて熱が通ったらこれら3種をお好みで加えて塩で味を調えるだけ。
なじみのある食欲をそそる香りとカレーの色がつくことで、一般的な炒め物よりも子どもの食い付きがアップしてくれるので重宝しています。

王道以外の使い方は?

そんなターメリックですが、筆者宅のものはそろそろ賞味期限が迫ってきました……
少しでも早く使い切って新しいものに買い替えたいな、と思っていた時にたまたま試してみた食べ方がヒット!


それは、「納豆にかけて混ぜる」というもの。

あくまでもターメリックのみをかけるので、カレーのような香りはしません。もちろん、辛味もありません。
それだけではほのかに土の香りが感じられるターメリックですが、納豆の香りが勝るので一緒に食べると気になりません。
和風でもインド風でもない、なんとも不思議な風味が病みつきになり、何度もリピートしています。

せっかくなので、ゆでた青菜も刻んで混ぜてみましたが、そのほうが納豆和えとして一品成り立ちます。
かける量は1パックにつき3振りほど入れてみましたが、お好みで加減してもいいと思います。


ターメリック自体は、ポリフェノールの一種のクルクミンという成分を含むため、体にはいいとされています。
(大さじ何倍分も、というような無茶な食べ方をしなければ)
もし、買ったけれど残ったままになっているターメリックがあれば、こんな使い方を試してみてはいかがでしょうか?



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeで食育チャンネルを運営しています。

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