「ビスケット」をおかずにリメイクすると予想以上のおいしさに◎おつまみにもおすすめなビスケットレシピとは?

2022/12/21
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。変わった料理をつくるのが好きな、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

さくさくした歯ごたえと素朴な味わいが特徴のビスケット。おやつとして食べるイメージがありますが、おかずに使えることをご存じでしょうか?

この記事では、栄養管理士である筆者が、つくってみて美味しかったビスケットのリメイクレシピをご紹介します。
ビスケットが食べ切れなかったり、そのまま食べるのが苦手という方におすすめなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ビスケットを使うレシピとは?

ビスケットとは、おもに小麦粉、砂糖、油を使った焼き菓子を指します。

焼き固めてあるのですが、砕くことによって似たような原材料であるクッキーやパンケーキなどをつくる時に活用することが可能です。
また、甘味や香りのある水分を吸わせてしっとりとさせ、ティラミスなどに使われることがも。

基本的には甘味が付いているためスイーツに活用されることが多いのですが、なかには塩気のあるおかずに活用するという方法も!
今回ご紹介するのは、「ビスケットキッシュ」のレシピです。

材料と作り方は?

「ビスケットキッシュ」をつくるための材料は、以下の通りです。

・ビスケット……耐熱皿の底とふちに並べられるだけ
・油……少々(塗る用)
・玉ねぎ……50g
・ズッキーニ……20g
・にんにく……1/2片
・バター……5g(炒める用)
・牛乳……50ml
・卵……1個
・顆粒コンソメ……1/2本(=約2g)
・とけるチーズ……表面を覆えるだけ
・パセリなど……適量(彩り用なのでなくてもOK)

玉ねぎとズッキーニ以外にも、加熱してしんなりとする野菜であれば代用可◎
使用する耐熱皿の大きさによって全体の分量を調整してもらえればと思います。(参考:今回使用したのは幅19㎝、深さ3㎝の楕円形のもの)

作り方は、次の通りです。

1. ビスケットを袋から取り出し、油を薄くぬった耐熱皿に敷き詰める。

2. 野菜(玉ねぎ・ズッキーニ・にんにく)は薄く切り、バターを熱したフライパンでしんなりするまで炒める。

3. ボウルに牛乳・卵・コンソメを混ぜ合わせ、粗熱をとった2を加える。

4. 1の上へ3を流し入れ、ふちに沿ってビスケットを並べ、さらに溶けるチーズをのせる。

5. 180℃に熱したオーブンで15分ほど焼き上げ、パセリなどを振る。


分量を増やしたり、深さのある耐熱皿を使用する場合、焼き時間を追加することをおすすめします。
出来上がりの目安は、ふちのビスケットに焼き色が見られるくらいです。

ビスケットのほんのりとした甘味がマッチ◎

今回は甘さが控えめなビスケットを使用しましたが、一般的な甘さのものを使っても◎
大きめのビスケットであれば半分に割ったり、深めの耐熱容器を使うといいですね。

このレシピであれば、おやつのイメージがあるビスケットも立派なおかずに大変身!
美味しいだけではなく野菜やたんぱく質も同時にとれるので、食事の一品としてはもちろん、ワインのおつまみとしても優秀ですよ。

ぜひ、ビスケットがあれば作ってみてくださいね。



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeで食育チャンネルを運営しています。

計算中