「ポテサラ」の味付けに酢を加えるだけで、カロリーオフ&塩分オフできる!タイミングやじゃがいもの大きさも要チェック!
こんにちは。ヘルシーな食べ方を試すのが好きな、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。
ポテサラ(じゃがいものマヨネーズ和えサラダ)を手づくりする時、結構な量のマヨネーズを使うことに驚いた人もいるのでは?
市販品のようにこってりとした仕上がりにするには、1人前で大さじ1杯以上が使われていることも……
この記事では、管理栄養士である筆者が、酢を使ってマヨネーズの使用量を減らしつつおいしく仕上げる方法についてご紹介します。
酢を加えるタイミングによって仕上がりにどれだけ差が出るかも比べてみたので、参考にしてみてくださいね。
一般的なポテサラのつくり方は?
一般的な日本のポテサラは、やわらかく加熱したじゃがいもを潰し、マヨネーズ、塩こしょうなどをベースに、お好みの野菜、ハムやツナなどを混ぜ合わせてつくられます。
中でもポテサラに使うマヨネーズには、全体をまとめたり、原材料の半分以上を占める油によってコクを加えてくれる役割があります。
そのため、市販品や飲食店などのポテサラには、1人分の中に大さじ1杯以上も使われていることがあるのです。
酢を使ったポテサラのつくり方は?
マヨネーズ大さじ1を12gとして計算すると、それだけで80kcalも含んでいます。
じゃがいもやその他の食材、調味料が加わるとしても、マヨネーズがポテサラの半分以上のカロリーを占めることも……
そこで、高カロリーが理由でポテサラをあまり食べない、という人にとっておすすめなのが酢を加える方法!
ただし、タイミングによって仕上がりに差が出るため、いつでも酢を加えていいわけではありません。
加えるのは「じゃがいもを加熱して潰した直後」にするのが、おいしく仕上げるポイントです。
<参考レシピ:1人分>
・じゃがいも……1個(60g)
・酢……小さじ1/2(2.5g)
・きゅうり……10g
・塩……1つまみ
・ツナ……10g
・ミニトマト……1個
・マヨネーズ……小さじ1・1/2(6g)
・塩こしょう……適量
1. じゃがいもは、ゆでるか、ラップに包んで電子レンジでやわらかくなるまで加熱する。
2. 熱いうちにじゃがいもを潰し、酢を加えてよく和える。
3. 薄切りにしたきゅうりは、塩をもみこんで水気をしぼる。
4. ツナは汁気を切り、ミニトマトは刻む。
5. すべての具材をマヨネーズと和え、最後に塩こしょうを加えて味を調整する。
ポイントを押さえて、カロリーオフ&塩分オフの「ポテサラ」をつくってみよう!
潰したじゃがいもが熱いうちに酢を加えたもの【A】と、酢以外すべてを和えてから酢を加えたもの【B】を比較すると、マヨネーズとなじみのよいのは【A】でした。
食べ比べてみると、【A】の味は酸味がまろやかで塩気をよく感じたのに対し、【B】は酸味ばかり際立っているように感じました(塩こしょうを加えた量はどちらも同じ)。
ちなみに、じゃがいもを粗めに潰すと、なめらかに潰すよりも表面積が小さくなります。そうするとマヨネーズの使用量が少なくても絡みやすくなる、ということも参考になりますよ。
ぜひ、今日から、マヨネーズが少なめでも満足できるおいしいポテサラをつくってみてくださいね!
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeチャンネルを運営しています。