おつまみだけじゃもったいない!噛むほどにおいしい「さきいか」を使った箸休めの一品レシピをご紹介
こんにちは。変わった食べ方を探すのが好きな、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。
「さきいか」といえば、お酒のおつまみとして食べることが多いのでは?
噛みごたえがあり、うま味や塩気がおいしいさきいかですが、それを生かして料理の材料としても使うことができるのです。
この記事では、管理栄養士である筆者が、簡単につくれる「さきいか」を使ったレシピをご紹介します。
さきいかを調味料の一部としても活用するので、味付けもシンプルなのがポイントになっていますよ。
「さきいか」はどうやってつくられる?
さきいかとは、生のいかや乾燥させたいか(するめ、あたりめ)に味付け後に乾燥・焙煎し、薄くのばして食べやすく裂いた食品です。
いかの皮がついたものは薄茶色っぽく、皮がむかれたものは白っぽくよりやわらかな食感のものがありますよ。
さきいかには、おもに食塩や砂糖、うま味調味料などが使われており、そのまま調理なしでおつまみとして利用されることが多いです。
「さきいか」を使った簡単レシピ
そんなさきいかは、ほどよい噛みごたえやうまみを生かして、料理に使うこともできるのです。
たとえば、和え物や炒め物、天ぷらにして食べるレシピもありますよ。数ある中でも、筆者がおすすめしたいのが「ピクルス風」です。
ピクルスとは、甘酢に野菜などを付け込んだ料理のこと。さきいかのピクルス風には、きゅうりとにんじんを合わせてつくってみましたよ。
<材料(小鉢2つ分>
・きゅうり……50g(1/2本くらい)
・塩……ひとつまみ
・にんじん……10g(1㎝くらい)
・さきいか……6g(濃い味が好きなら増やしてOK)
・酢……大さじ1・1/3
・砂糖……小さじ2
・唐辛子……お好みで少々
<つくり方>
1. きゅうりは、洗って長めの乱切りにする(表面積が大きくなればOK)。
2. 切ったきゅうりに塩を振り、水分が出てきたら握って水気をしぼる。
3. にんじんは、洗ってきゅうりより小さめに切る。
4. 酢に砂糖を溶かし、ポリ袋などにきゅうり、にんじん、さきいかと一緒に入れ、できるだけ空気を抜いて口をしばり、冷蔵庫で1時間以上冷やす。浸らなければ、途中で上下を返す。
「さきいか」で食事の満足感をアップさせよう!
料理に使うさきいかは、皮つき、皮なしどちらでも構いません。
なお、できあがった「さきいかのピクルス風」は、汁気を切って盛り付けてくださいね。
しっかり中まで味が浸透しなくても、さきいかと一緒に食べることで物足りなさは感じないと思います。
そうはいっても、もっと染み込ませたい、というのであれば浸け時間を延長するか、きゅうりとにんじんをサッとゆでてから浸けてもOK。
なお、ご紹介したレシピは、あえてよく噛むことを目的で考えたものなので、あごの状態などに合わせて切り方や調理法を工夫することをおすすめします。
余った汁気も捨てずに、塩気や油分を足してドレッシングのように使ってみるのもいいですね。
さきいかをそのままではなく料理の一部として活用すると、食べる楽しみが増えるのではないでしょうか?
ぜひ、一度試してみてくださいね!
★この記事を書いたのは・・・管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食べること・料理をすること・喋ることが好き。講師、食材記事の執筆・監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、YouTubeチャンネルを運営しています。