自作で幼児期から触れられる安全&簡単なパソコン!プログラミング教育の前々段階にオススメする訳
こんにちは。
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかりです。
私には、今年5歳になる娘がいるのですが、在宅ワークでパソコンを使っていると興味津々!
大人が触っているものに興味が出るのは当然で、既に1歳頃から時々パソコンに触らせていたのですが、画面から出てくるブルーライトであったり、目が近くなって視力に影響を与えるのではないか、間違って変なページを検索してしまわないか、ショッキングな動画を見てしまったりしないか・・・
とにかく、何の知識もなしに、子供にパソコンを触りっぱなしにさせることには不安しかなく、“触らせた”といっても、本当にキーボードを押させるとかマウスでポインターを動かさせる程度。
どのように使い方を覚えさせていいのか悩みつつ、時には後回しにして、娘が寝ている時間にしか開かずに、遠ざけることもありました。
(仕事がはかどらないということもありますが。)
今でこそ、おもちゃ屋さんや家電屋さんへ出向けば、子供向けのタブレット型おもちゃやパソコン型の学習用具もあるのですが、機能が付いているものほど値が張るので、正直スパっとあれもこれも買い与えることに躊躇していました。
ですが、筆者の家族が子供たちに作っていた自作のパソコンが、なかなかの出来栄えで、なおかつ、子供たちの食いつきも良かったので、ご紹介します!
(今回の対象は、3歳と4歳の子供たちです。その前後の年代や環境次第では、食い付きに差が出ることをご了承ください。)
◎ デスクトップ型 or 折りたたみ型
まずは、自作パソコンの仕様ですが、見ての通り「段ボール製」です。
しかも、梱包用の頑丈な厚みのあるものではなく、栄養ドリンクの包装用の薄い段ボールを活用しています。
1. お好みのサイズに切り離し、ガムテープでつなぎ合わせます。
2. デスクトップ型 → 長い面・両サイドも接着。サイド(側面)用の段ボール必須。
折りたたみ型 → 長い面のみ接着でOK。
3. 液晶画面とキーボードに当たる部分を書き込む or 印刷して貼り付ける。
なかなか考えたものですよね。
これは、何かを参考にしたわけではなく、子供たちもパソコンをしたいという要望に応じ、家の中にあるものでひらめいたのだそう。
ちなみに、サイドに白い紙を貼って絵を描いたのは、子供が改良した証で、通常のパソコンには無い仕様なのですが、こういったものも自由な発想で楽しめて良さそうです◎
この他、折りたたみ型も含めた2つの型を用意したのには、なかなか驚かされました。
(普通に考えれば、どちらのタイプもあるのですが、持ち運ぶことまで考慮されていることがポイントです◎)
◎ リアルなキーボード
キーボードについては、以前は紙に直筆でアルファベットやひらがなを書き込んでいたようなのですが、今回は手間を省くため、自身のパソコンのキーボードを写真に撮り、その画像を印刷したとのこと。
なかなかのリアル感です。
これには、子供たちもご満悦!
(おもちゃだからと言っても、できるだけ大人と同じものが嬉しいのです。)
これだけで、おもちゃパソコンとしてのクオリティも上がるというものです。
今回、残念なことに、サイズの都合でエンターキーなどの一部右端の操作ボタンが省略されてしまいました・・・
より、リアルさを求める方は、ぜひ、そこの幅も計算の上、印刷の拡大縮小を設定してみることをお薦めします!
(今回は、あくまで手間を省くため割愛。)
◎ お好みの待ち受け画面
そして、何といっても子供たちが喜んだ一番のポイントは、自分たちの好きなキャラクターを待ち受け画面に指定できたということ!
大人になっても、愛着のあるキャラクターって何かしらいますよね?子供たちだってお気に入りのキャラクターが付いているだけで、やる気もUPするし、使う頻度にも影響を与えます。
今回はそれぞれ、自分たちで好きな絵柄を選んでもらい、貼り付けることに。
↑ここで大切なのは、そのキャラクターであれば何でもいいという子供もいるでしょうが、【自分で選んだ】という部分がポイントで、そうすることによって、より自分だけのものであると認識を強めさせて大切に扱ってくれるようになるのだと感じます。
(実際に、子供たちは大切に片づけたり持ち運んでいます。)
1人1台パソコン所有の時代に!!
2020年度から、教育現場でも本格的にプログラミング授業が導入となり、小学校からパソコンなどの電子機器に増える機会がグッと増えていきます。
大人世代が過ごした幼少期とは比べ物にならない程、学習環境は今後もどんどん変化を続けていくことが予想されます。
月謝のかかる習い事に通わせる手段もありますが、金額・距離・送迎などの家庭環境によって、それが叶わないこともあります。
そんな状況であっても、まだ早いかな?と思われるご家庭であっても、今回紹介したような自作パソコンであれば、負担も少なく、パソコンを生活の中に導入していく最初の捨て覆うとしては有効なのではないかと思いました。
もちろん、時間や余裕がある時には、本物のパソコンに触れさせてあげ、一緒にパソコンの使い方やルール(ネットリテラシー)などを教えてあげることで、スムースにプログラミング教育を受けさせるベースを作れるのではないでしょうか。
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。