苦手克服率100%⁉簡単比率で作れる「チヂミ」がヘビロテ必至!

2021/08/14
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。某食育サイトで、子どもが食べやすい料理を研究開発している、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

保育園で給食献立を作っていた経験から現在でも食育サイトでレシピを提案させてもらっているのですが、いかに子どもたちに「おいしく楽しく食べてもらえるか」という視点で野菜を加えたレシピを自宅でも日々調理しています。

我が子は味にうるさく、好き嫌いをはっきりと伝えてくれるので、「おいしい」と評価してくれる料理は自信を持って提案させてもらっています。

この記事では、そんな自信作の中で、我が子に限らず数多くの野菜嫌いたちを喜ばせてきた一品をご紹介します!

材料は、粉・水・チーズ・野菜だけ!

特に、野菜嫌いさんにおすすめするのが、「チーズチヂミ」です!

以前は、薄力粉、片栗粉、だしをベースにして作っていたのですが、たまたま余っていたお好み焼き粉を代用してみたところ、予想以上の仕上がりになったので、最近は混ぜ粉を使ったレシピの方を愛用しています。

写真では「たこ焼き粉」が写っていますが、お好み焼き粉との違いは味の濃さやベーキングパウダーの割合くらいなので、チヂミを作る時はどちらでもOKです!


<材料/1枚分>
・たこ焼き粉(または、お好み焼き粉)… 大さじ4
・水… ~大さじ4
・溶けるチーズ… 大さじ4
・お好きな野菜… 50gまで
・ごま油… 大さじ1

※ 各大さじ4に対する重量は、粉類=36g、水=60ml、溶けるチーズ=32gが目安です。

※ 薄力粉:片栗粉で作る場合は、混ぜ粉の分量を大さじ3(27g):大さじ1(9g)の割合にし、水をだしへ変更してください。


子どもは酸味や苦味があるものが食べにくいので、トマトやピーマン以外にも、大葉(青じそ)、にんじんの葉、パセリ、かぶの葉なども、チヂミにすると食べやすくすることができますよ◎

50g以上野菜を入れると、きれいな形に焼けない可能性があります。また、野菜の水分によってはサラサラになり過ぎてまとまりにくくなるので、水は大さじ3(45ml)くらいから加えてください。生地がゆるいと焼き上がりがペタッとなってしまうので、粉っぽさがなくなる程度を目安に水を調整するのがおすすめです。水を入れすぎた場合は、粉を追加してくださいね。

作り方は、刻んで・混ぜて・焼くだけ!

<作り方>
1. 野菜は、細切りや角切りなど、火が通りやすいように切りそろえる。
2. 粉類を水に溶き、溶けるチーズと一緒に1を加えて混ぜ合わせる。
3. フライパンにごま油を熱し、2を薄く平らに広げて両面をこんがりと焼く。


たこ焼き粉やお好み焼き粉で作ると、少しふっくらとした食感に。薄力粉と片栗粉をベースにする場合は、もっちり食感が楽しめますよ。

お好みの食感や、ご自宅にある材料に合わせて作ってみてくださいね!

食べにくい野菜こそ、試す価値あり!

そのままでも、混ぜ粉に入っているだしのうま味やチーズの塩気でおいしく食べられますが、もの足りない場合は酢やポン酢を少し付けても◎

ごま油の香りと相まって、お酒のつまみとしてもおすすめですよ。

ぜひ、食べにくい野菜も、このチヂミレシピを活用しておいしく変身させてみてくださいね!



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
年長の女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、地元のケーブルテレビの食育番組に出演しています。
食べること、料理すること、喋ることが好きです。

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