【子どもが朝ごはん食べない→モリモリ食べる!】に変えるための裏技3選

2024/06/14
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

子どもとの暮らしを前向きに楽しむためのアイディアを提案している、サンキュ!STYLEライターのしばです。

元気よく1日を過ごすために欠かせない朝ごはん。

けれども、小さい子ってなかなか朝ごはんを食べてくれなかったりしますよね…。

我が家には3歳と6歳の娘がいるのですが、朝は食が進まなかったり、食べムラがあったりと、朝ごはんをスムーズに食べてくれないことが長年の悩みでした。

しかし、諦めずに工夫を重ねた結果、今では2人とも朝ごはんをモリモリ食べてくれるように!

今回は我が家で実践している「小さい子でも朝ごはんをしっかり食べられるようになる工夫」を3つご紹介します。

子どもが朝ごはんを食べてくれない…。その理由は『食べにくいから』

朝ごはんを前にボーッとしている我が子を見て、「早く食べなさい!」とイライラ…。

その気持ち、とてもよく分かります。

6歳の長女は昔から朝が弱いようで、椅子に座ってもなかなか朝ごはんに手をつけてくれませんでした。

「一緒にごはん食べない?」と声をかけたり、メニューを変えたり、食べるのを手伝ったりと色々と手を尽くしてはしみたものの、それでも食が進まず…。

登園時間も迫るなか「早く食べて!」と慌てて食べさせる…という日々を送っていたのです。

長女を観察してみると、朝はどうにも眠気が抜けないらしく、そのせいか食欲が湧かない様子。

「それならいっそ、食欲がなくても食べられるものを出せばいいのでは?」と、食べやすさを重視した朝ごはんを出すようにしたところ、あれだけ食が進まなかった長女が自分から朝ごはんを食べてくれるようになったのです。

親が食べさせたいものでなく、子どもに合わせた朝ごはんを出してあげる。

それが子どもに朝ごはんを食べてもらう秘訣だったんだなぁと、このとき気付かされました。

【子どもに朝ごはんを食べさせる工夫①】朝ごはんは食べやすさ重視で

朝は「食べやすさ」を何より重視。

とはいえ、毎日同じものだと子どもたちも飽きてしまうので、我が家では主に以下の3品をローテーションしています。

⚫︎おにぎり
⚫︎おかゆ
⚫︎朝食用シリアル

パンは喜ばれるものの、口の中の水分を取られるせいかあまり食べてくれないので、平日の朝食は米がメイン。

おにぎりには卵焼きやバナナ、きゅうりの浅漬けやヨーグルトなど、すぐに用意できるものを追加して栄養をプラスしています。

「おかゆ」はおにぎりよりさらに食べやすいうえに、卵や野菜を追加すれば栄養もバッチリ。

意外と子どもたちにも好評で、おかゆの日は必ずおかわりしてくれますよ〜。

【子どもに朝ごはんを食べさせる工夫②】終わりの時間を決めておく

だらだらと朝ごはんを食べ続けるのを防ぐため、「ここまでにごはんを食べようね」と終わりの時間を決めています。

我が家の朝ごはん終了時間は、6時55分。

その時間からEテレで「0655」というテレビ番組が始まるのですが、私も子どもたちもその番組が大好きで。

ごはんを食べ終えたあとにその番組をみんなで観るのが、我が家の習慣になっています。

楽しみがあるおかげか、子どもたちも「あと〇分だ!」と時計を見ながら朝ごはんを食べてくれるようになりました。

【子どもに朝ごはんを食べさせる工夫③】起きる時間を30分早めてみる

大人でも朝が強い人、苦手な人がいるように、子どもでも朝から元気いっぱいの子がいれば、なかなかスイッチが入らない子もいますよね。

朝が苦手な子は、『起きる時間を30分早めてみる』のがおすすめです。

「朝が苦手なのに早起き?」と疑問に思うかもしれませんが、早起きによって時間に余裕が生まれることで、ママも子どもも心にゆとりができます。

そのゆとりこそ、気分よく朝ごはんを食べるための秘訣。

我が家も起床時間を30分早めてみたところ、娘の寝起きが悪くとも「まだ時間があるし」と大らかに見守れるように。

娘も自分のペースで動けるからか、以前よりもスムーズに朝の支度が進むようになりました。

子どもに合わせた朝ごはんで、朝を楽しく過ごせるようになろう!

1日を元気よく、気分よく過ごすために欠かせない朝ごはん。

子どもに合わせた朝ごはんを用意することで、食の細い子でもモリモリ朝ごはんを食べてくれるようになります。

子育てはうまくいかないことも多いけれど、ちょっとの工夫で突破口が見つかったりすることも。

ママも子どもも笑顔で過ごせる、そんな朝が増えていくと嬉しいです。

◆この記事を書いたのは…しば
1991年岡山県生まれ。数年おきに転勤を繰り返しながら、Webメディアを中心に執筆活動を行う。同じ年の夫・年長の長女・年少の次女の4人家族。

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