貯まる家計になりたければ今すぐ実践!「特別費」のすすめ

2020/02/04
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

こんにちは!STYLEライターのしばです。
日々節約しているのに、なぜかいつも赤字になっている…なんてこと、ありませんか?
実はそれ、「特別費」のせいかも。

今回は、家計管理から切っても切り離せない「特別費」についてご紹介していきます。
「特別費ってなに!?」と思ったそこのあなた、要チェックですよ〜!

特別費って何?

家計のお金は大きく3つに分けることができることを知っていますか?
1つは家賃や住宅ローン、スマホや月払いの保険料など、「毎月必ず支払うお金」は「固定費」。
次に、食費や日用品代など、「日々の生活で使うお金」は「変動費」。
そして、固定資産税や保険料の年払い、帰省費や子供の入学金など、「1年のうちのどこかで支払うお金」。これが「特別費」です。

家計管理や節約というと「変動費」に目がいきがちですが、実はそれ以上に重要なのが「特別費」なんです!

計算してびっくり!特別費をなめてはいけません

家計簿をつけている方は、ぜひ昨年の「特別費」を計算してみてくださいね。
我が家の場合、2019年の特別費を計算すると…なんと約65万円!
実は「特別費」と「毎月決まって出ていく支出」の割合がほぼ半々だという家庭が大変多いのだそう。

この「特別費」って額が大きい割に、毎月出ていくものではないので予測がしにいもの。
例えば「保険の年払いがいつの間にか引き落とされてた」とか、「夫がスーツを買い換えたいと言い出して、6万使った」など、行き当たりばったりでお金を使いがちになり、家計簿は毎月赤字続き…。

そんな事態を避けるためにも、「特別費」は絶対になめてはいけないんです!!

1年間の特別費を予測しよう!

家計管理において重要なのは「予測すること」。
まずは、特別費にいくらかかるか、1年分を計算してみましょう。
まとめて考えることでお金の確保がしやすいのもありますが、「こんなにお金がいるんだ…」と実感して気合が入るのでおすすめです。

我が家では1年間の【特別費計画表】を作って、項目と金額を書き出しています。

表に書き出すのは、自動車保険やテレビの受信料など毎年固定的に払っているお金はもちろん、誕生日などのイベントやなど。
何を特別費に含めるかは家庭でそれぞれ違ってOK!
ただし、必ずルールを決め、メモを残したり家族で共有したりして忘れないようにしてくださいね。
スーツや家電など大きな買い物や、旅行の計画などもざっくり金額を記入しておきます。

予測ができれば、あとはお金を準備するだけ!
我が家では1年間の特別費を月割りして、毎月貯金とは別で口座にプール。必要があればそこから使うようにしています。

予測できない特別費はどうしたらいいの?

急な家電の故障や怪我や病気など、思いがけないことってありますよね。
うちでは「予測ができない出費」は「特別費」に含みません。

私の場合、「預金(先取り貯金など)=基本的に使わない、リスクに備えるお金」と「特別費=使う予定のあるお金」と区別して考えているので、何かあったときは基本的に貯金を使うようにしています。

なるべく預金を切り崩したくない…という方は、「医療費」や「臨時出費」などあらかじめ項目を作って予算化し、月々のやりくりに組み込むのもおすすめですよ。

特別費を予測して、貯まる家計に近づこう!

「特別費」は把握が難しく、最初のうちは「あれ忘れてた!」なんてことがあって当然。
書き忘れがあればその都度書き足して、少しずつ自分や家族の行動と予算のズレを減らすように意識してみてください。

「特別費」を制するものは、家計を制する!
手書きでもExcelでもOKなので、ぜひ1年間の計画を立ててみてくださいね。

計算中