【たった3分で!】味がシミシミやわらか大根

2019/11/25
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

まるでじっくり煮込んだ飴色大根を特別な道具は使わずに3分で!?

今回は覚えておくと便利な大根調理の裏技を、オウチゴハン研究家はっとりみどりがお伝えいたします!

大根を短時間でやわらかくする裏技

おでん、鍋、煮物など、じっくり煮込んで味が染み込んだやわらか〜い大根は寒い日のカラダと心を癒す人気野菜。

でも、大根はやわらかくなるまで加熱に時間がかかるし、帰宅してからゆっくり煮込む時間がない.......なんてお悩みありませんか?
今回は食べたい時に短時間で大根をやわらかくする裏技を紹介します!

大根をやわらかくする裏技はコレ!

今回紹介する裏技は『揚げ焼き』
特別な道具は不要!
大根は2〜3cm幅のいちょう切りにして、少量の油を熱したフライパンに入れるだけ。

大根の表面がこんがりきつね色になったら取り出し、よく油をきってください。

油っぽくならないの?

煮物はもちろん、炒め物にしても油を使った大根で料理がコクうまに!
ただし、古い油を使うと風味が落ちるので、できるだけ新鮮な油を使うことがポイントです。

揚げ焼き大根を使った「鶏と大根の煮物」レシピ

こちらは、揚げ焼きした大根と鶏もも肉で作るおかずです。
しょうゆベースでご飯が進む一品です。
短時間、調味料はALL大さじ1覚えやすいレシピです。

材料(2人分)

鶏もも肉 1枚
大根 8cm程度

【A】
しょうゆ 大さじ1
みりん  大さじ1
砂糖   大さじ1
酢 大さじ1
水 100ml

塩     少々
揚げ焼き用のサラダ油 適量

下準備

① 鶏もも肉は一口大に切り、塩少々を全体にふる。
② 【A】を合わせ混ぜる。
③ 大根は2cm幅のいちょう切りにして揚げ焼きする。

作り方:1

フライパンに揚げ焼きした大根、鶏もも肉を入れ『中火』にかける。

★揚げ焼き大根の油分があるので炒め用の油は不要!
★鶏もも肉は「皮」から先に焼き始める!

鶏肉の表面がこんがり焼き色がついたら、【A】を加え煮立ったら『弱火』にし、フタをして煮汁が半分になる程度まで煮詰め完成。

★しばらく置くとより味が染み込むので作り置きおかずとしても◎

余談ですが・・・

大根は部位により風味に違いがあります。

葉に近い部分は甘くやわらかく、根の尖った部分は辛く固めです。

同じ大根おろしをするにでも、先端部分を使ったピリリと辛い大根おろし or 葉に近い部分を使ったほのかに甘みのある大根おろしをしたり。

煮物や炒め物をする場合、太さが均一な中央部分を使えば、加熱ムラが少なくなるなど、大根の特徴を知っているだけで料理がより自分好みにカスタマイズできるのでは!
大根がおいしいこれからの季節、ぜひおためしください。

◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

計算中