ポテトサラダのレシピ

2020/01/15
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

ポテトサラダ。定食屋さんの添え物やスーパーのお惣菜屋さん、コンビニでもだいたい置いてあるということは、根強い人気があるという証拠なのかな、と思うのです。
ちなみに私の夫の大好物でもあります。
誰もが知っているからこそ、失敗できない料理。今回はポテトサラダをもっとおいしく作るポイントを、オウチゴハン研究家はっとりみどりがお伝えいたします!

ポテトサラダをもっとおいしく!

下準備

材料(小鉢4〜6食分)

じゃがいも 4個
ハム 4枚
たまねぎ 1/4個
きゅうり 1/2本
にんじん 3cm

マヨネーズ 大さじ4〜6
塩・こしょう 少々

下準備1

まずはきゅうり、たまねぎを薄くスライスし、塩(分量外 ひとつまみ)を振って、揉むように混ぜます。揉むといっても、強く揉むときゅうりがちぎれてしまうので、指先を使って軽く揉めばOKです。

※ スライサーを使い薄くスライスすると、ポテトサラダの主役じゃがいもを引き立てる絶妙な食感に!

スライサーって何??

スライサーは野菜を薄く切るのに便利な調理グッズ。
100円均一などでも売っています!
たまねぎを薄くスライスしてサラダにする時などにも便利!

ただし、食材を刃に押し当てて切るので、食材が短くなったら、指まで切って怪我しないように慎重に注意してくださいね。

5〜10分おくと、塩の浸透圧で、きゅうりとたまねぎから、水分が出てきてしんなりします。
このままゆでたじゃがいもに加えても良いのですが、食べてしょっぱいほど塩けが強い場合や減塩を気にする方は、一度流水で洗ってから、水けをきってください。
ざるである程度水きりしてから両手で挟むようにして軽く絞るか、キッチンペーパーで挟んで水分を吸い取るとうまくいきます。
べちゃべちゃのまま加えてしまうと、食感が悪くなり、ポテトサラダの味がぼやけてしまいます。ポイントはしっかり水けをきることです!

下準備2

じゃがいもを加熱します。
方法は「茹でる」「蒸す」「電子レンジ」などいくつもありますが、個人的には茹でるか、圧力鍋で蒸す方法がおいしくできると感じています。

しかし、ここは、ストレスのない方法がベスト!
料理って、面倒だなぁ、と感じると、一気にやる気がなくなってしまうもの。

どんな方法であれ、じゃがいもがやわらかくなればOKなのです。

時間については、大きさや品種により異なるため割愛しますが、茹でる場合はたっぷりの水から強火でゆでて、沸騰したら中火でフタをして、竹串がすっと入るまで。

( 写真は、竹串のスッと入る様子を見やすくするために、水分量を減らして撮影)

作りかた

じゃがいもの加熱が終わったら、皮をむきます。
皮はできるだけ、熱いうちにむきます。
(とはいえ、めちゃくちゃ熱いと火傷の心配があるので、ほどよくあら熱が取れてからで問題ありません!)

じゃがいもは熱いうちに潰し、細く切ったにんじんを加え混ぜます。じゃがいもの余熱でにんじんを生で加えても、ほどよくやわらかくなります。
(もし、じゃがいもの熱が冷めすぎた場合は、にんじんはレンジで軽く加熱すればOK)

にんじんがじゃがいもの余熱で少ししんなりしたタイミングで、塩もみしたきゅうりとたまねぎ、マヨネーズ大さじ1を加えて混ぜ、ふんわりラップをかけて熱を取ります。

仕上げ

切ったハム、残りのマヨネーズを加えて、塩・こしょうで味を調えて完成です!

ポイント

最終的な味付けは、じゃがいもが冷めてから。
熱いうちにマヨネーズを加えると、熱でマヨネーズの油分が溶けて分離してしまうためです。

冷める前にほんの少しのマヨネーズを加えることで、じゃがいもをうっすらコーティングする役割があり、冷めてもパサつかず、しっとり食感のおいしいポテトサラダができるのです!

ただ、夫は温かいポテトサラダが好きなので、我が家では人肌程度になったら、追加のマヨネーズをして完成させてしまいます。

余談ですが......ハムのストレスフリーな切り方

ハムを切っても、くっついて剥がすのが大変!なんて経験ありませんか?

そこで便利なのがこの方法!
↓↓↓

① ハムをズラして重ね、内側に折りたたむ

1枚のハムの中央あたりに、もう1枚のハムの端がくるようにおきます。
ポイントは輪の部分はふんわりさせて、きっちり折り目はつけないでください。

② 切る

端っこがふんわりしているので、ほどけやすいのでくっつきません!
ちょっと長めですが、準備のストレスは激減です。

マヨネーズの量に関しては、好みで増減してください。
最初から全部加えずに、少しずつ増やしては混ぜて、最終的にマヨネーズの量が決まったら、塩・こしょうで味をしめればOK!

これは本当に余談ですが......

冒頭で夫がポテトサラダ大好きと書きましたが、たまにしか作りません。
好物は人のテンションを一気に上げる底力がありますが、飽きるほど食べては効果も半減。

だからこそ、好物はここぞ!というタイミングのアイテムにしています。
たとえば、何となく元気がない夫を励ましたいときや夫婦喧嘩をしちゃって気まずい時なんかに作ると、それはそれは大変な効果があります!

我が家はポテトサラダでハッピーライフ!
リーズナブルに解決できます(笑)
この機会にぜひご家族の好物を確かめてみてください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

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