手間を減らしてオウチコロッケ

2020/02/10
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライター オウチゴハン研究家のはっとりみどりです。毎日のご飯作りは、手間を省いておいしく!がモットーです。

家庭料理で大好きなおかずのひとつがコロッケ。揚げたてのコロッケの美味しさは格別ですが、じゃがいもを蒸して、炒めひき肉とたまねぎと合わせて成型し、衣をつけて、揚げる......けっこうやることが多いコロッケ。でも、たまには食べたいそんな時に、洗い物を減らす、ラク衣、少量油など、少しずつ手間を省いたオウチコロッケレシピを紹介します。

材料(6〜8個分)

じゃがいも 200g
ひき肉     200g
たまねぎ 100g

塩・こしょう 適量
しょうゆ    小さじ2
ナツメグ 小さじ1/4
(またはカレー粉 )

【衣】
たまご 1個
小麦粉 大さじ2
パン粉 適量

揚げ油 適量

じゃがいもは蒸し・ゆで・レンチンどれでもOK!

まず大事なじゃがいもは好きな調理方法で加熱!

ゆで、蒸し、電子レンジでの加熱。
自分の好きな方法でOK。
いずれの方法でも、じゃがいもは皮付きのまま加熱して、あら熱が取れたら手で皮をむけば包丁で切るより無駄が無く調理できます。

ここで大事なのは、ほどよい加熱加減。加熱が足りないと固く、加熱しすぎはぐちゃぐちゃになってしまうので、竹串がスッと刺されば加熱完了です。

皮をむき、粗めにつぶすと食感がよく仕上がります。

下味をしっかり決める!

フライパンにサラダ油を熱し、たまねぎ(粗みじん切り)、ひき肉と一緒に炒めます。このとき、塩、こしょう、ナツメグ(またはカレー粉) 、しょうゆでおいしいと感じるちょうど良い味付けにします。

ここで、フライパンの中にじゃがいもを投入!こうすると旨みをたっぷり含むことだけでなく油っけのある洗い物を1つ減らすことができるのです。

フライパンの中で平らにし、放射状に分けるとラクに均等に分けることができます。

バッター液でラク衣

一般的に衣づけは、小麦粉→たまご→パン粉とわりと手間がかかりますが、バッター液を活用すると便利!バッター液とはパン粉をつける前の小麦粉とたまごを合わせて混ぜたもの。料理によっては、水や牛乳を加えるバッター液もありますが、今回のコロッケはたまごと小麦粉だけでOK。オウチゴハンのコロッケで使う小麦粉は、薄力粉、中力粉、強力粉、おうちに余った小麦粉で問題ありません!

コロッケの中身を成型し、バッター液にくぐらせて、パン粉をまとわせればあとは揚げるだけ!

パン粉の下にラップを敷き、写真のようにラップを両手で持ち上げれば、コロッケの側面も簡単にパン粉がつけられます。

少量の揚げ油でOK

コロッケの具は加熱済みなので、衣に色がつけばOK!
揚げ油は1〜2cm程度の少ない油でことたります。
やや弱めの中火で、こんがり色づけばOKです。
ひっくり返す時には、網じゃくしで全体をすくうようにすれば型崩れを防止できます。

油をきって完成です!

はい!できました。

余談ですが、お肉屋さんのコロッケは、サラダ油ではなく豚肉のラード(余った生のもの)で揚げることや、上等な余り肉(端っこ)などをミンチにして使うことが多そうです。そりゃ、おいしいですよね!

オウチコロッケは肉で勝負できない分、下味に肉と相性の良いナツメグ(またはカレー粉)でパンチをきかせ、少量のしょうゆで味をしっかり調えるのがポイントです。

よかったら、ぜひ!

◆ 記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

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