スープがおいしくなる小技

2020/05/05
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

こんにちは。おうちごはん研究家の服部みどりです。

我が家でよく作るスープ。
じゃがいも、にんじんをオリーブ油で炒めてから、水、ソーセージ、マッシュルームを加えて、コンソメで味を調えるだけ。具がたっぷりで食べごたえがあるので、小腹がすいた時や、食欲がない時にちょうどいい手軽なスープ。

今回はこのシンプルなスープが風味豊かになるちょい技を紹介します。

捨てないで活用!香り芳醇セロリの葉

セロリの葉は香りが強く生で食べるにはクセが強いのですが、スープに加えるだけで風味が格段にアップします。

セロリの葉っぱはしっかり洗い刻んで加えるだけ。
煮込み時間は短時間でもしっかり香りが出ます。
今回はコンソメスープの紹介ですが、トマトスープとの相性も抜群!
スープのほかカレーやシチューなど洋風の煮込み料理でも使えます。

そのほか以前天ぷらを試してみましたがそれもなかなか良かったです。
刻んで洋風料理向けのバターソースに刻んで加えてもおいしいはずです。

できることを少しずつ

じつは今年の1月、東京都環境局主催の「食品ロスとの美味しい向き合う方講座」に参加し、知ったのですが、日本の食品ロスをめぐる現状は年間634万トン(平成28年度推計)で、国民1人あたり毎日お茶碗1杯分を捨てている計算だそうです。

世界だけでなく、日本にも飢餓で苦しむ人がいることを考えると由々しきことと感じました。

あれから、せめて我が家の食品ロスを減らすべく、日々できることを地味に実践チャレンジ中です。セロリの葉っぱ活用は、ほんの少しの量ですが、もしたくさんの人が、ほんの少しずつ工夫ができたら、それはそれは大きな力になるのかな、と思うのです。

◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

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