薄切り肉で旨み食感UP!ミートソースレシピ

2020/08/27
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

こんにちは。サンキュSTYLEライター 兼 おうちごはん研究家の服部みどりです。

今回は自家製ミートソースをおいしく作るひと技をご紹介します!

決め手は肉!

そのひと技とは「肉」です。ミートソースといえばひき肉ですが、ひき肉はミンチにしてある分、酸化しやすく、ブロック肉や厚さのある肉に比べて鮮度が落ちやすいんです。

挽きたての肉だと風味もよくジューシーな仕上がりになるんですが、肉をひく道具まで揃えるのは大変!そこで私は薄切り肉を包丁で叩き切り、自家製ひき肉を作ります。

私は肉料理の際にあえて1〜2枚の肉を残し、ラップで密閉して冷凍保存していています。
ある程度溜まったら、いろいろな肉をミックスして使うことで相乗効果で味に深みも出るので、ブレンドがよりおすすめです!

形は均一である必要はありません。
あえて不均等な大きさで食感を際立たせるメリットがあります。

今回ご紹介するレシピは自家製豚、鶏、牛をミックスした合挽き自家製叩きひき肉で作っていますが、市販のひき肉でも作れますのでよかったらご参照ください。

ざっくりレシピ

ミートソース 3〜4人分

・ひき肉  200g
・トマト缶 400g(カットタイプ)
・たまねぎ 1/2個
・にんじん 40g
・なす 1個
・ローリエ 1枚
・オリーブ油 大さじ2
・塩    小さじ1/2
・こしょう 小さじ1/2

隠し味
・しょうゆ 小さじ1
・粉チーズ 大さじ2

下準備
(1)にんじん、たまねぎはみじん切り、なすは5mm~1cm角に切る
(2)薄切り肉を包丁で叩いて細かく切る
※ 大きさはバラバラで問題ありません!

鍋にオリーブ油、にんじん、たまねぎ、なす、ひき肉を入れ塩、こしょうをふり中火で炒める。(鍋の状態により、食材がくっつく場合はオリーブ油を増量してください)

肉に火が通ったら、トマト缶(カット)を入れ、ローリエを入れ中火にかける。

ぐつぐつと煮えたら味を調えます。
まず、隠し味にしょうゆ(小さじ1)、粉チーズ(大さじ2)を加えます。
え?トマトソースにしょうゆ?と思われるかもしれませんが、トマトの旨みと発酵食品のしょうゆの旨みの相乗効果で深みが出るんです。

その後、もう一度味見をしてもの足りない場合は塩、こしょうで味を調えてください。

さらに、しっかりめの味付けが好きな場合はコンソメ(顆粒の場合小さじ1程度)加えたり、カレー粉を隠し味に小さじ1/2程度加えても◎

余談ですが・・・

パスタのおいしさはソースはもちろんのこと、麺も非常に重要です。
麺をおいしくするポイントは3つのタイミングがあります。

1つ目は、塩を加えた湯でゆでることです。
味のしまりがまったくちがいます。
塩の量は、湯に対して1%〜1.5%程度(湯1Lに対して10〜15g程度 )
ソースがしっかりめの場合は1%、シンプルなパスタの場合は1.5%程度にしています。
塩を加えるタイミングは、湯が沸騰してからです。

2つ目は、麺をゆでるタイミングです。
言わずもがな、パスタを茹でるのはソースの準備ができてから。
とにかくゆでたてがパスタのおいしさの1番の醍醐味ではないでしょうか!?
私はパスタをゆでる前は、家族の状況を確認します。
ゆで時間から逆算して、「あと●分でパスタが食卓に行きます」予告をします。
おいしいの要素は食べるタイミングもかなり影響があります。

3つ目は、麺をあげるタイミングです。
パスタに表示されたタイミング通りより、ちょっと早めがオススメです。
なぜなら、湯切り、皿盛り、配膳まで刻一刻とパスタは余熱で加熱されます。
多少の食感を残すことで、食べる時にはちょうどよくなります。

おいしいパスタを楽しむに、毎度全力の我が家の食卓です。
よかったら、ぜひおためしください。

記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。
簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

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