料理のストレスを軽減する2つのポイント

2020/04/17
  • オウチゴハン研究家・ごはんがすすむおいしいおかずのレシピや旬の食材の楽しみかたなど紹介します。もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!styleライターでオウチゴハン研究家のはっとりみどりです。
料理の仕事をしている私ですが、じつはどちらかというと不器用です。
それでもおいしい料理を作りたくて失敗、考察、研究を繰り返しどうにか今に至ります。

頑張った料理がうまくいかなかったり家族から不評だと、やるせない気持ちになりますね。

自粛期間中の今、家での料理に関するストレスも通常より増えたのではないでしょうか?
今回は、数々の失敗をしたからこそお伝えできる、本当は不器用な料理研究家が料理のストレスを軽減するポイントをお伝えします!

1:道具の状態を整える

包丁、フライパン。
この2つに関しては状態を確認しましょう。
高価なものやブランドものでなくても大丈夫。

包丁のベストな状態とは?

トマトがスッと。
ねぎ、きゅうりの断面が綺麗。
とにかく、キレがいいことが重要です。

切れない包丁を文房具に例えると、削っていない鉛筆。汚れた消しゴム。曲がった定規で作業するようなもので効率が悪く、ストレスもかかる。
何より目的を果たせません。

包丁は100円均一のものであっても、砥げばちゃんと切れる!
包丁研ぎに関しては砥石でなくても、前後するだけで簡単に砥げるグッズもありますので、とにかく切れ味が悪いな、と思ったら研ぎましょう。

砥ぎ方は、YouTubeなどで包丁専門店などの専門家のレクチャーも数多くあるので、参考にしてみてください!自分で砥いだ包丁の切れ味が復活すると意外と気持ちいいもんですよ!

余談ではありますが、切れる包丁で切った食材は口に入れた時の食感も変わります。切れ味がいい包丁で切った食材の料理は食感がよく、おいしさに繋がるのです!

フライパンの良い状態とは?

食材がくっつかないこと!
特にわかりやすいのはオムレツなどたまご料理がくっつかなければOK!

料理をレシピ通りに作っても、なぜかイマイチな出来栄えになる原因の一つに、状態の悪いフライパンでの調理は割と多いもの。
せっかく食材を買い揃えて手間をかけてもフライパンのせいで台無しになってしまうのはもったいない!最近はスーパーでお手頃価格で手に入るフライパンも売っているので「食材がくっついて剥がれない」フライパンは見直しましょう。

100均グッズで裏技!

どうしてもフライパンを買い替える予算が足りない場合は、くっつきにくいアルミホイルなどを使用するのもおすすめです。100円均一などでも売っています!

2:無理をしない

毎日きちんと料理を作ろうと思わないでもいいと思うのです。
時にはカップ麺やレトルトを活用したり、自分にとって便利な道具は活用しましょう!
我が家でいうと、りんごカッター。

売り場でりんごカッターを初めて見た時に、一緒にいた料理家さんから、包丁でできるんだからお金も置き場も無駄じゃない?と言われ、それもそうかな、と思い一度断念。

しかし私はりんごが大好きなので、ほぼ毎日包丁で切っているうちに、考えてみました。
それに、私は冒頭で述べたとおり、不器用な料理家。

りんごを洗ってからむき終わるまで、頑張って急いでも約2分(以上かかる)
ほぼ毎日となると1週間で約15分。
1ヶ月で30分
1年で7.5時間
10年で75時間
りんごの皮むきに費やすことになるのです。

モノを買うにあたって、作業(労働)時間を短縮できるのはメリット。
りんごカッター、私は買ってもいいか? 考えた末購入したので愛着大!

価値観は人それぞれ。一見無駄なモノも人によっては便利グッズなんです。
とにかく、自分にとって心地よいベストな状態を整える。
これが、料理のストレスを軽減する方法かな、と。

◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。

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