時間制限の約束を守らずゲームをし続ける息子!対処法はコレだった!
子どもがゲームをやめない
実録24時!
早朝に怪談のように、私の寝顔を覗き込み寝てると確信すると
リビングでヘッドホンしながらひっそりゲームしてる。
さらに、学校が終わり下校したあと
私が帰宅する5時までずっとゲームをしているが
問い詰めると「よもやよもや、していない」と虚偽報告。
能面のような顔で おもむろにテレビの背後に手を伸ばす母。
「テレビ背面があったかいんですけど!長時間見ないとこうならないんですけど。」
「……穴があったら入りたい!」元気にハキハキ言い切る様子に
能面度が増す母。
「宿題」と「お手伝い」という、己の責務を全うしてから決められた時間ゲームしてくれ。
ベランダからは色づく紅葉も、素敵な公園も見えず、
お隣の老夫婦の洗濯物が干してある庭が見えるだけだけど
もう、そこに叫び出したいぐらい。でも我慢。
こうなってくると
主人がこどもの反面教師の見本であるかのごとく、ずっとスマホゲームばかりしているのが目につく。
もう、主人をディスるのを毛ほども我慢できない。(そこは我慢しないんかーい。)
ゲーム依存なのか、これは?
と、問われれば答えは おそらく「ノー」。
長男は、
ゲームのしすぎで寝不足
ゲームがやめられなくてお風呂に入らない
食事の時間が遅れる・宿題をしない
家族とのお出かけの約束をゲームがしたいばっかりに反故にする。
などの実害は出てはいません。
多分、最初にゲームをするにあたり
長男と私の双方で叩き合った、契約書の存在が大きいと思われます。
そこには、日常的なルールと
ペナルティ
執行猶予とハルマゲドンな最終罰則まで
A4のコピー用紙に手書きの文章で
書かれており、
博多の飲みはラーメンでシメ!とばかりに
文末に「替え玉・バリカタ!」並みの
双方のサインでガッチリ・シメております。
(そしてこの契約書、どっちか一方の申し出で、話し合いの末
要項の変更も可能になってます。)
毎日のように嘘をつかれるのがしんどい。
子どもがゲーム時間を謀ることの何がイライラするのか
一度、冷静になって考えてみます。
怒りの感情に振り回されてはいけません。
そう、クールダウン。
その怒りの感情は刺激(ゲームの時間を守らない子ども)に対する
水面の飛沫のような、単なる反応でしかないはずです。
ボッコボコに沸騰後、ピタリとスイッチが切れたティファールの電気ケトルから
カルディで買ったジャネットのダージリンにお湯を一気に注ぎ入れます。
あちち。熱い塊が喉を滑っていく感覚。
ふう、一息。
まず何がイライラするのか考えてみると、一番は
見え見えの嘘をほぼ毎日つかれること。
→嘘をつかれるのが何故嫌なのか?
①(私が嫌だと感じる事)私には嘘ぐらいついていいと思われている。
この程度の嘘が通用すると思われている。
②(母親の役割として)息子の管理能力を信じてゲームを解禁にしたのに全く自己管理できていない。あれ?家族に嘘はつかないでっていう教育方針のつもりだったけど、まさに「つもり」だったの?母としてほっとけないと思ってるのに、有効な手を打てずに
悲しく悔しく思っている。
③ゲームの時間を守れない
という同じことを、何度も繰り返すので「学ばないのか」とイライラする。
④長男に対していつも怒りモードで対応するため、最近では家族の雰囲気ギスギスがデフォルトと化している。
さらに「なぜ?」を重ねてみましょう。
なぜを2回重ねると本当のことが見えてくることが多いのです。
①なぜ母は嘘をついていい人物だと思われているのか?
生活全般をフォローしているので、甘えている。
→なるほど 長男に対して誠実に対応しているつもりなのに、それを返さない長男に
私はイライラしてるのか。
②なぜ「母親の役割・義務」と考える事が果たせなくてイライラしてるのか?
→ん?世間体的なものを気にしてイライラしてるってことか。
まあでも私田舎育ちだから、村社会的な価値観からはなかなか脱却できてないもんな。
ある程度はしょうがないか。
③なぜ同じことで何度もつまずくの?
→それは根本的な問題が掴み切れてないってこと。
もしや長男と私の現状の認識に多大な齟齬がある?
④なぜ長男の問題に他の家族が振り回されるの?特に次男は関係ないのに母の機嫌が悪くてかわいそうだけど?
→ぐうの音も出ません。その通り。私の完敗です。次男かわいそう。
長男に怒っててもスパッと気持ちを切り替えよう。次男にとっては私が加害者だ。
はい結論。長男が私に誠実でないことに腹を立てており
かつ 世間体が悪いと腹を立てて家族にも八つ当たりしているわけですね。
ふむふむ。(ひ、ひどいな私。)
空気悪くしてるのは良くないな。ここはすぐに改善します。
あとは現状認識の差ですね。
ゲーム依存度チェックしてみた
ゲーム依存度を測る自己採点のテストをネットで検索してみると
出てきました。
これを長男と「長男になりきった母」で解いていきます。
10問程度ですぐに終わります。
ここで差異があれば
母と子の「ゲームの時間を守らない問題」認識は違っていたということになります。
そして結果は衝撃でした。
なんと
長男は自分のゲームに対する姿勢に問題があると
全く認識していませんでした。
テストで4点以上点数があれば
注意が必要とあったのですが
長男は2点。
私が客観的に長男を見た点数は6点でした。
これには飲んでた紅茶吹きそうでした。
長男 どどど、どれだけ自分に甘かとねー!思わず母の博多弁も出てしまいます。
これだけ認識の差があれば
長男が「何が問題か分かってなかった」というところから始めよう。
となります。
たまには真剣に向き合うよ。コロナ禍が残したものに。
もう、こうなったらがっぷり4つです。
うるさいと思われようが、知りません。
ならぬものはならぬのです。
何ラウンドまで行こうが、話し合いで型をつけます。
まず・問題点の擦り合わせから。
おそらくここまでゲームをしたがるのも
コロナ禍の最中は 両親が仕事に行ってる間
長時間ゲームするのがクセになっているんじゃないか
と考えています。
ですが学校が始まるとそんなに長い間ゲームはできません。
ですので現状、親の目を盗んでのゲームになっているのではと考えています。
大体長男は4ヶ月はそんな生活だったことを考えると
同じ期間を目安にしたいところです。
学校が本格的に始まったのは7月から8月ですから
まぁ12月ぐらいまで 家族の肝を冷やさずに
冷静に声かけしていくことにします。
最悪、長男と2人で決めた要項により
ゲームの破棄もあり得るかもしれない。
そのときは恨まれるかもしれないけど、因果関係をしっかりと説明して
双方事実確認の上破棄しよう。
その結果、やめてって言っても
それでもゲームをしに友達の家に入り浸るなら
菓子折持って45度のお辞儀の覚悟で友人宅に謝りに行こう。
「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、
来たら追い出してください。」って。
でも多分大丈夫じゃないかな。と楽観視しています。
今長男は11歳です。そりゃあ6歳だったら無理かもしれないけど
11歳です、今まで成長を見守ってきた限り 彼ならできると信じています。
あとは、どこまで手を出して どこから手を離すか。
きめ細かい対応が 絶対必要です。
がんばれー!私ー!
適度に自分にご褒美など与えながら ゆるゆる乗り越えていこうと思います。