片づけ不要!?子どもが散らかすアレ…収納変えたらお部屋スッキリ
サンキュ!STYLEライターのはなです。
5歳と3歳の子育てをしながら週5日フルタイム勤務。忙しい共働き生活を乗り切るためにシンプルな家事を研究中です。
すっきり片付いた部屋で過ごしたい……そんな儚い願いも、子どもたちと暮らしているとなかなか叶いません。最近は、お絵かきや工作に夢中な子どもたちが、文房具を散らかします。散らかっている文房具にイライラ……片づける煩わしさにイライラ……。
ところが、思い切って収納方法を変えてみると、一変。文房具が散らからなくなりました。それどころか、大人も取り出しやすく片付けやすいのです。イライラすることもなくなり快適な、我が家の文房具収納をご紹介します。
なぜ散らかるのか?
今までは、文房具を隠して収納していました。引き戸の収納の少し高い所に引き出しケースを入れ、その中に鉛筆やペン、ハサミ、テープなどの文房具を収納していたのです。小さい子どもには危険な文房具もありますし、無駄に使ってほしくはありません。子どもたちが触らないようにと、目に付きにくい場所に隠していました。
しかし、子どもたちも成長します。絵を描いたりハサミやテープで工作をしたりするようになりました。子どもたちは、踏み台を運んできて文房具を取り出します。そんな取り出しにくい場所に収納された文房具を、わざわざ使った後に片付けませんよね。当然散らかるわけです。
色鉛筆もよく散らかっていました。色鉛筆をよく使うダイニングテーブルと収納場所が離れており、片づけにくかったのだと思います。さらに、色鉛筆を一本ずつケースに戻すことも、子どもたちには難しいことです。我が家のように色鉛筆が何セットもある場合は、どのケースに戻せばよいのか分からなくなってしまいます。
子どもたちの様子を見ていて気付きました。子どもたちが成長したり、家族の生活スタイルが変わったりすることに合わせて、収納も変化させていく必要があるのです。そして私がたどり着いた、子どもも大人も片付けやすい文房具収納とは?
「出しっ放し収納」に挑戦!
ずばり「出しっ放し」です。ダイニングテーブル脇のカウンターの上に、子どもたちがよく使う文房具を出しっ放しにしました。色鉛筆も箱から出して鉛筆立てに立てています。ついでに毎朝使う体温計やペン類も一緒に「出しっ放し」に。
この「出しっ放し収納」は思った以上に使いやすいです。
「出しっ放し収納」は取り出しやすい!
子どもたちが取り出しやすい場所ですから「ママ、〇〇取って!」と言われることがなくなりました。引き戸や引き出しを開けずに取り出せるので、大人も使いやすいです。ゴミ袋や子どもの持ち物への記名、プリントへの記入、集金袋をテープで止める……文房具を使う場面は意外と多いもの。サッと文房具が使えると本当にラクです。
「出しっ放し収納」は散らからない!
片づけもラクです。引き戸も引き出しも開けずに片づけられるので、文房具が放置されることがなくなりました。もし、放置されていたとしても、サッと片付けられるのでストレスもありません。あんなに散らかしていた子どもたちが、文房具をきちんと元の場所に片づけられることに驚きました。改めて、収納方法を見直すことの大切さを感じています。
「出しっ放し収納」はごちゃごちゃして見えないの?
何でも「出しっ放し」にすれば、もちろんゴチャゴチャして見えます。でも、「出しっ放し」にする物を厳選することで、ゴチャゴチャを防ぐことができます。本当によく使う物を、必要な数だけ、「出しっ放し」にしましょう。
また、トレーやバスケットを使い「出しっ放しの範囲」を決めることをおすすめします。文房具を直接置いて「出しっ放し」にすると「出しっ放しの範囲」がどこまでも広がって、ゴチャゴチャしかねません。
鉛筆等のとがった物、クリップ等の小さな物は、危険なこともあります。子どもの年齢や様子に合わせて、「出しっ放し」にする文房具を選びましょう。キャップを付けたり寝かせたりして収納するとさらに安心です。
収納とは、とにかく隠すことだと思い込んでいた私にとって「出しっ放し」にすることはかなり勇気が要りました。でも、やってみると、その便利さの虜に。皆さんの家にも「出しっ放し」にした方が便利な物はありませんか?
◆記事を書いたのは……はな
5歳と3歳の子育てをしながら週5日フルタイムで働いています。家族全員、家を出るのは7時半、帰宅はだいたい18時過ぎ。忙しい共働き生活を乗り切るためにシンプルな家事を研究中です。どうやったら家事が減るのか、ラクができるのか、そんなことばかり考えて暮らしています。