セーラームーンから火の鳥まで！理科好きを育てた漫画4選

本や漫画、アニメが大好きなサンキュ！STYLEライターちぃこです。

「好きな科目は？」と聞かれたら、「理科！」と答えていた小学生時代。理科好きが高じて大学は工学部に入学、修士課程まで進みました。卒業後5年間はメーカーで商品開発をしていました。

そんなリケジョな私の原点は漫画なんです！今回は理科好きの私を育てた漫画を4冊ご紹介します。外出しにくい状況が続く今夏、おうち時間のお供にいかがでしょうか。

天体の名前はセーラームーンで覚えました

アラサー・アラフォー世代で少女漫画の代表格といえば、セーラームーンではないでしょうか。私はアニメ版が大好きで、なかよし本誌でも読んでいました。

セーラー戦士にはそれぞれ守護星があり、その影響で天体に興味を持つようになりました。惑星の名前はセーラームーンを観ていれば自然と覚えられます！

私がセーラームーンで特に印象深かったのは、皆既日食。その不思議な現象に興味津々でした。自然科学に興味を持てたのはセーラームーンのおかげと言っても過言ではありません。

こんな可愛い宇宙人なら会ってみたい！

「だぁ！だぁ！だぁ！」は、中学2年生の男女が一つ屋根の下で暮らす…という設定に加えて宇宙人の赤ちゃんの子育てに奮闘するドタバタラブコメディ！とても人気があり、テレビアニメ化もされています。

宇宙人というと、シルバーの身体で痩せていてアーモンド型の目をしていて…という不気味な印象が強いですが、本作の宇宙人・ルゥくんはとっても可愛い！！こんなに可愛い宇宙人になら会ってみたいなぁと思っていました。

シッターペットのワンニャーも可愛いうえに子守りや家事もしてくれるので、今読んでみると「ワンニャー、うちにも欲しい…！」と思っちゃいました。(笑)

「レッド・データ・アニマル」について知った漫画

「東京ミュウミュウ」は、地球を侵略しに来たエイリアンと戦うためにレッド・データ・アニマル(絶滅危惧種)の遺伝子と合体させられ「生物兵器ミュウミュウ」となってしまった女の子たちが、恋に戦いに奮闘するバトル漫画です。ラブストーリーが主軸となっているので、取っ掛かりやすいしコスチュームも可愛いので大好きでした。

この漫画を通して絶滅危惧種に指定されている動物たちのことを知りました。動物たちを絶滅の危機から救うには、自分はどうすれば良いのだろう？と考えるきっかけをくれた一冊です。

環境破壊が進んだ地球の末路を想像し、ゾッとしました…

名作中の名作といえば、火の鳥ですよね！私は高校時代に夢中で読みました。中でも強烈に覚えているのは「未来篇」。

舞台は30世紀半ばの地球。作中の地球は地上では住むことができないほど荒廃しており、人々は地下都市を築いて暮らしています。現実世界でも、このまま環境汚染が進めば人間は地上に住むことができなくなるのでは…と考えずにはいられませんでした。

科学は暮らしを豊かに、便利にしてくれますが使い方を間違えれば地球を破壊しかねない脅威であることを認識するきっかけになりました。良い面ばかりに目を向けるのではなく、悪い面もある事を忘れてはいけないのだと子供ながらに考えさせられる内容でした。

【まとめ】漫画は学びの入り口にもなる！

漫画やアニメの良いところは“ビジュアルから入れる”という点。宇宙の話や絶滅危惧種の話など、文字だけで想像するのは難しいですよね。理科は実生活と密接に繋がっているものもあれば、宇宙といったスケールの大きいものまで幅広いです。

私の場合はセーラームーンがきっかけで天体や宇宙に興味を持ち、プラネタリウムに行ってみたり図鑑を借りて読んだりと学ぶ入り口にもなりました。

ラブストーリーや友情などの要素もあるので、肩肘張らずに読めるのも良いですよね。おうち時間を過ごす参考になれば幸いです。

▶この記事を書いたのは…ちぃこ
シンプルな節約・コンパクトな暮らしで浪費家と汚部屋の住人を卒業。「家事は適度に、簡単に」がモットーです。