田舎移住で子ども会の加入を断った我が家の話
都会の分譲マンションから田舎の賃貸アパートへお引っ越しをした転勤族の妻で2児の母。
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターのシンプリストうたです。
田舎暮らしといえば、あるあるなのが「子ども会」の存在です。
任意といいつつも、付き合いや断れない雰囲気で何となく入ってしまうご家庭もあるのではないでしょうか。
今回は、転勤族で田舎に越してきた我が家が、子ども会の加入を断った話をしたいと思います。
【結論】子ども会に入ることを拒否しました
初めは、学校を通して子ども会参加のプリントが配られてきました。
カンタンな子ども会の説明と役員紹介、提出期限と参加のみが記載されたプリントです。
子ども会については、地元で経験済みだったので、どんなことをするのか、親の役割など大体のイメージがついていました。
夫婦ではもちろん、子どもとも話し合った上で、加入しないことを決めました。
ついに役員さんが自宅に来る→直接対決?!
子ども会についてのプリントが配られたものの、「不参加」の項目はなかったため、結果的にはスルーした形になりました。
案の定、数日後に子ども会の役員さんがやってきました。
対立したいわけではありません
「子ども会に入らない」というと、同じ町内の中ではあまりよく思わない人もいると思います。ご近所トラブルにもなりかねない今回の出来事ですが、決して対立したいわけではありません。
今後もほどよい付き合いをしていくために、次のような手順で丁重にお断りをしました。
まず相手の話を聞く
突然訪問があったわけですが、鼻から拒否することはしなかったです。逆の立場だったら、話も聞かず参加拒否をされたら良い気はしないですよね。
まずは、そこの町内で行っている子ども会について聞いてみました。
実態は、コロナ禍に入ってからは活動をほとんど行っていないということでした。唯一あるのが夏休みのラジオ体操ですが、わが家は毎年長期帰省をしているため、参加できそうにもありません。
つまり、活動に参加できないのに年会費は例年通り回収され、頻繁に役員も回ってくる…やはり納得いく内容でないことが分かりました。
言い方に気をつけつつ加入しない理由を正直に話す
加入しないこと決めたものの、断るに断れない方も多いのではないでしょうか。
私自身も断り慣れてはいないため、面と向かって言うのは勇気がいりました。
断った理由としては、
・転勤族で恐らく長くはいられないこと
・コロナ禍で自粛したい気持ちがあること
・唯一開催しているラジオ体操も参加できないこと
・強制ではないならこの1年間は様子見をしたいこと
などを上から目線にならないよう気をつけながらお話しました。
非常に言い難いことですが、嘘を並べてその場しのぎで断ることが1番失礼だと思いました。
加入しないことを決めた以上は、こちらも正直に理由をお話ししようと腹をくくりました。
感謝の気持ちを伝えることは忘れずに
幸いにも相手方から、「これは強制ではないですが、立場上確認に来ました」と先におっしゃっていただけたので、流れで断れた部分は大きかったです。
こちらからは、お忙しい中来てくださったことへのお礼と、子ども会には加入しなくても、ご近所さんとして今後ともよろしくお願いします、ということをお伝えしました。
その後、LINEの交換をし、「子ども会のことはこちらから言っておくので、本当に気にされないでくださいね。分からないことあったら何でも聞いてください!」というお優しい言葉をいただきました。
実際に断ったことでどう思われたか本心は分かりませんが、無理強いすることなく大人な対応をしていただけたことに感謝でいっぱいです。
自分はどうしたいかを優先に考えて!
子ども会を否定したいわけではありません。実際に子どもの頃に参加して、今思い出しても楽しかった思い出ばかりが蘇るほどなので。
しかし、子ども会に縛られなくても親次第で田舎での体験はたくさんさせられるのではないかと今は思っています。会に入ってしまえば、多少なりとも強制力を感じてしまう性格です。
この地での行事や体験は積極的に参加したい部分もありますので、今はカタチは異なっても経験することの大切さを教えていきたいと思っています。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでも賃貸でもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。