【田舎移住】「こっちの方が都会じゃない?」子どもに言われてハッとした理由

2022/08/29
  • 田舎暮らしのシンプリストで2児の母。ズボラでも子どもがいてもシンプルに暮らすための方法を発信中。 もっと見る>>

都会の分譲マンションから田舎の賃貸アパートへお引っ越しをした転勤族の妻で2児の母。
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。

先日、市街地までお出かけしていたところ、子どもから「(前に住んでいた場所より)こっちの方が都会じゃない?」と言われました。

「いやいや、そんなはずはないでしょ。人口も半分以下、都会的な高層の建物も少ないし…」

心の中で一瞬そう思ってしまいましたが、よくよく考えてみたところ、その理由が分かりました。

【理由1】田舎の方が無料施設が充実しているから

都会の施設では、子どもの遊び場でも高めの入場料をとられることが多く、普段気軽に行くことはありませんでした。

当時は子どもの年齢が低いこともあり、施設よりも公園で遊ばせた方が気を遣わず楽しめると感じていました。

ところが田舎に越してから驚いたことは、とにかく安い!
安いどころか、プールでも〇〇館といわれるようなところでも、子どもは無料の施設が多いのです。

おまけに子どもが2人とも小学生になったので、施設に行っても楽しめるようになりました。

子どもからすれば、今まで公園中心の生活だったわけですから、「色んな施設に行ける=都会」と思ったのかもしれませんね。

【理由2】車生活になって行動範囲が広がったから

車のない都会暮らしから、車必須の田舎暮らしへとライフスタイルも180度変化しました。
それに伴い自然と行動範囲も広がりました。

都会暮らしの時は、電車やカーシェアリングを利用していたものの、公共機関やレンタルだとややハードルが高かったです。
それでも色んな場所に連れていった方だとは思いますが、子ども自身小さい頃の記憶が薄れている、という可能性も考えられます。

引っ越してからまだ半年も経っていないので、観光気分で短期間で色々な場所に言ったことも理由のひとつだと思います。

【理由3】私自身お出かけが好きになったから

今思えば、都会暮らしのときは私自身お出かけにすごく消極的でした。

人口が多い都会では密を避けたいがため、行動範囲も狭く公園めぐりばかり。
コロナが一時落ち着いてからも積極的になれたかと言われれば、そうでもなく。

どちらかというと、家でゆっくりする方が楽しみになっていました。

田舎に引っ越したことで、私自身色々な風景や体験がしたいとお出かけも楽しみになっていました。
バーベキュー、花火、カヤックなど、都会のときでは難しかったことも積極的に行ってきました。

「田舎でやりたいことが多かった」ということに尽きます。
子どもにとっては、規模や建物うんぬんよりも、「短期間で色んな場所に行けている」という事実が「こっちの方が都会」ということに結びついたのではないでしょうか。

「こっちの方が都会じゃない?」の真相

以上が、私が考えた質問の理由でしたが、子どもにも「どうしてそう思うの?」と聞いてみました。

「こっちの方が何でもある」と答えていました。
何でもあるのが都会だと思っていましたが、それは大人にとっての便利だったのかもしれません。

こちらでの生活が気に入ってくれて親としては何よりですが、いずれ都会に戻る可能性もあります。都会でも子どもがもっと楽しめるような暮らし方や親としての関わり方も考えていこうと思うきっかけにもなりました。

記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでも賃貸でもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。

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