リタイア後人生初「自分の部屋」を持った父…趣味部屋を持つメリット3選
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。
元々物が多めの実家でしたが、最近になり物が減りすっきりしてきました。
そのきっかけは、長年物置部屋だった元子ども部屋が、父の趣味部屋に変わっていたことです。
そこで今回は、趣味部屋を持つメリットについてご紹介していきます。
メリット1.父の居場所ができた
父は、私の知る限りでは家でじっとしれいられないタイプの人でした。
父からも「家にずっといたら気が狂いそう」というようなことを聞いた覚えがあります。
それが、趣味部屋ができてからは平気で何時間も家にいることが増えたのです。
家にいるのが苦手なのではなく、それまで自分の居場所がなかっただけなのかもしれません。
今では毎日レコードやCDをかけたり、ゴルフクラブの手入れをしたりして、ひとりの時間を楽しんでいます。
テレビのない趣味部屋での時間が増えたことで、テレビを見る時間も激減しました。
メリット2.母の居場所もできた
居場所ができたのは父だけではありません。
父が趣味部屋で長時間過ごすことによって、母の居場所もできたのです。
よく「夫の退職後、四六時中一緒にいるのに耐えられない」との声を聞いたことがありますが、退職前は母もそれを心配するひとりでした。
毎日リビングを占領され、ダラダラとテレビばかり見ていたらそう思うのも仕方ありません。
趣味部屋で過ごしてくれるようになったおかげで、互いに家の中にはいるけど物理的にもほどよい距離を保て、変わらず良い関係を保てているようです。
メリット3.物を減らし始めた
当時は物置部屋でしたが、8割の物を1日がかりで捨て趣味部屋を完成させたとか。
手放したその先に、「ときめく空間」が待っていると思えばワクワクしませんか?
趣味部屋の物が減ったのはもちろんですが、1箇所が綺麗になれば、その他の部屋に違和感を感じ始め、全体的に物を減らし始めたのです。
今までは洋服が各部屋にありましたが、クローゼットに集結させたことで独特な埃っぽい臭いがなくなり、帰省中も随分過ごしやすくなりました。
将来夫の「趣味部屋」を作るのもアリ
今は小学生の子どもが2人いて、夫専用の趣味部屋を作るほどの余裕はありませんが、将来的には作るのもアリだという考えにシフトしました。
そして、今「物置部屋がある」という人はラッキーです。
機能していないその部屋を片づけた先に、ときめく空間を作り上げることができるのですから。
何よりも、趣味に集中出来る空間があると、人生の充実度もアップしますよね。
今後の部屋づくりの参考になれば幸いです。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。