【元水回りメーカー勤務】必ず便利になるとは限らない!食洗機が必要でない人のタイプ

2023/08/22
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シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。

元水周りメーカー勤務ですが、10年前でも新築戸建て物件で食洗機を選ぶ人は8割程度いました。
一方で、「勧められて採用したのにほとんど使わなかった」という声もたまに聞くことも…。

高い買い物なのに、「結局使わなかった」では悔しいですよね。
食洗機を持たない人にとっては、「使わないと分からない」部分もありますが、実は事前に分かる部分もあるんです。

そこで今回は、「食洗機が必要でない人のタイプ」に着目していきます。

食洗機にはメリットたくさん!ただし使いこなせないと意味なし

食洗機のメリットは、「家事の時短」と「ランニングコストの安さ」です。

多少の予洗いは必要になりますが、基本は食洗機にホイホイ入れるだけでOKなので、食器洗いの時短になります。
また、60℃〜80℃の高温洗浄をするので油汚れには強く、手洗いの時よりもキレイにしてくれますよ。

ただし、これらは使いこなせないと全く意味がありません。

「8割の世帯がつけている」というデータや「時短」や「節約」というパワーワードで決めた結果、自分のライフスタイルや考え方と合わなくて使わないというご家庭も少数派いるのが現実です。

1.すぐに洗ってしまうせっかちタイプは不要

「たとえコップ1個でもシンクに残っているのは気持ち悪い…」
そんな風にすぐに洗ってしまう人には、ある程度食器を溜めて洗うスタイルに耐えられない場合があります。

そして、1人暮らしや2人暮らしなどで、がんばらなくても「すぐに洗えてしまう量」であれば、手洗いの方が早くてランニングコストもかからない場合もありますよ。

2.神経質な人は不要

頑固な汚れやご飯粒などは予洗いが必要となる食洗機ですが、水で洗い流す程度でOKです。

しかし、几帳面すぎるがあまり、「1度洗剤を使ってお皿を洗ってから食洗機に入れる」という人もいました。
また、そういうタイプの多くは、「機械でちゃんと汚れが落ちているのか信用できない」そう。

基本的には手洗いよりも衛生的に洗ってくれますが、食器の向きや予洗いなしの状態だと汚れが残る場合もあります。
丁寧な予洗いに洗い直しが頻繁に続けば、逆に手間に感じてしまいますよね。

神経質な人は自分で洗った方が気分が良いかもしれません。

3.食器を洗うのが好きな人は不要

「食器を洗っている時間がむしろ気分転換になっている」
そんな人は、食洗機を導入することで、気分転換の機会を奪われることになってしまいます。

我が家は食洗機ではありませんが、お掃除ロボットを買った時に床拭きの楽しみを奪われたような感覚に陥りました。

お掃除ロボットはすぐに返品できましたが、食洗機だとなかなかそうもいきませんよね。
不安な人はビルトインを導入する前に、「置型タイプ」を置いて、「食洗機のある生活」を試してみると失敗のリスクが減りますよ。

もしも取り付けた後に後悔してしまったら…

もし、取り付けてしまった後に使わずに後悔したのであれば、「食洗機を撤去して収納にする」というプチリフォーム方法もあります。

値段は数万円かかりますが、取り付けたままだと使わなくてもトラブル予防のために定期的に稼働し続けなくてはなりません。
空間の無駄遣いにプラスして管理手間がかかるのであれば、思い切って撤去を検討してみるのもアリです。

これから検討する人は、周りからの勧めだけに惑わされず、自分のライフスタイルや普段の食器洗い時の行動から本当に必要かどうか判断してみて下さいね。

記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。

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