【フリーランス5年目】自分らしいスタイル模索してやっとたどり着いた!「ワークインライフ」という考え
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。
「ワークライフバランス」という言葉は世の中に浸透していますが、「ワークインライフ」という言葉はご存知でしょうか?似て非なる「ワークインライフ」について、フリーランス歴5年目の筆者が深掘りしていきたいと思います。
「ワークインライフ」とは?
仕事と生活を完全に切り分け、その最適な比重を考える「ワークライフバランス」と違い、仕事と生活を隔てることなく溶け込ませる考え方が「ワークインライフ」の定義です。
筆者は会社員時代に仕事一筋の偏った生活をした結果、心身ともに限界寸前に。その経験から、生活を第一に考えたいと思うようになり、結婚後は専業主婦という道を選びました。
しかし、24時間子育てに奮闘しながら主婦業もこなす専業主婦は、私にとってはやりがいがあることでしたが、一方でどこか後ろめたさや生きづらさを感じる部分もありました。
フリーランスになってから「ワークライフバランス」に違和感を感じるように
そんなときに救ってくれたのが「今までの専業主婦での経験をネタにしちゃおう!」というライター業でした。ライターも立派な仕事ですが、最初は仕事だという自覚はなく趣味の延長戦の感覚。
お金をいただけるようになってから、プロ意識は徐々に芽生えていったものの、これを仕事だと切り分けてしまえばきっと思考が凝り固まりいい記事は作れないだろうという抵抗感もありました。
暮らしの中に仕事があっていいものか?切り分けないのは仕事に失礼なのか?と葛藤するときもありましたが、ある日「ワークインライフ」という言葉を耳にします。意味を知り、「あぁ、これだ!私の根本にある考えは」と、ようやく腑に落ちたのです。
「ワークインライフ」のメリットとデメリット
実際に「ワークインライフ」を取り入れてみてよかったこともたくさんあります。
・ネガティブな仕事のイメージを払拭できた
・家族が休みの日でも関係なく仕事をしたいと思えるようになった
・仕事がむしろリフレッシュになっている部分もある
・無理のない働き方のおかげで将来への不安が消えた
などです。一方で「生活と仕事のメリハリがつかない」、「両者のモチベーションは連動する」などというデメリットもあります。デメリットをどうカバーしていくかが今後の課題でもあります。
どう働くよりもどう在りたい?が重要
仕事のことを考える時、つい仕事の条件を優先的に考えがちですが、だいじなのは自分の人生による仕事の位置づけ。もちろん、ワークライフバランスのようにメリハリをつけた方が性に合うという人もいるでしょう。でも、それだけではありません。
ワークライフバランスのバランスに悩んだときには、あえて切り分けないことでラクになるスタイルもあるということを知っておいてもらえれば人生の選択肢も増やすことができますよ。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
シンプリスト歴9年。専業主婦7年を経て現在はフリーランス。転勤族の妻であり、現在は田舎暮らしを満喫中。小学生2人の2児ママで、子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアを発信しています。
ワークインライフとは、働くことが人生の一部であることを意識し、仕事と生活が一体となって満たされていく生き方を指す考え方です。仕事と生活を適切に調整し、互いが良好な関係を保つ状態を指している「ワーク・ライフ・バランス」とは異なり、仕事と生活は対立・分離するものではなく、一体となり、相乗効果を生むものだと捉えています。