雪の日の日本の道路

「期待しない」が自分を楽にする【連載:輝く50代に向けて…30~40代でやっておきたいこと】

2021/05/24
  • 6月より新コーナー「輝く50代に向けて…30~40代でやっておきたいこと」をOPEN!心理カウンセラー・エッセイスト。講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。もっと見る>>


 こんにちは。40代後半の気づきをリアルに書いているカウンセラー/エッセイストの若松美穂です。24歳と20歳の子育て・自らの経験と、カウンセラーとして学んだこと、お客様とのお話を通じて感じたことを書いております。

【悪天候でもなすすべなし】



 東北にいたある日のこと、かなり雪が降っていたのですが、ずぼらな私は傘を持っておらず……。以前旅先で、「予報が出ているのに、傘ももたないなんて信じられない」と友人に言われたのに、いつものごとく「荷物が増えるよりはマシ」と思っていたのです。
キャリーバッグを持ち、雪が積もった道を歩くのは大変です。温かい埼玉に慣れた私にとっては、寒さもキツイ。ただ、「キシッ・サクッ」と雪を踏む感覚や、顔に降りかかる雪は、東北育ちの私には久々で、懐かしい感じもしました。







【可能性があるから期待する】


 
 ふと、不思議な感覚に。
 もしここが今も地元で、家族の誰かが迎えに来ることができる状況だとしたら、私は勝手に「こんな日に、なぜ、私は一人でここを歩いているの?」と、何もしてくれない家族に、勝手にモヤモヤしていたかもしれません。でもそこは、家から離れた場所。タクシーもない。宿泊場所までは、歩くしか方法がありません。



議論の問題の互いを非難することを叫んで怒っている千年カップル
fizkes/gettyimages

【怒りの原因は期待の大きさにある!?】



  そこで思ったのです。期待をしない・できない状況って、案外悪くないなのだと。誰かのせいにできませんもの。
 皆さんのお話を伺っていると、怒りが湧く原因は様々ですが、誰かへの『こうして欲しい・して欲しくない』の期待や願望が大きくて(大きすぎて)、それが満たされないことから、腹立ちが生まれることが多くあるのだと教えていただきます。



【期待を減らすと楽になることもある】



 子どもの成績、夫からの優しさ、親や親戚からの思いやり、友人や職場の人からの気遣い。期待をし、自分の思い通りにならないから腹が立つ。憤る。
でも、「もともとない」と思っていて、予想外に良いことやプラスがあったら、嬉しいと感じる。『ありがとう』と思うこともあるのかもしれません。周囲への高い期待値を、自分で下げる・減らすだけで、腹が立たない、気持ちが楽になることってあるものです。





青い背景に感謝と赤いプッシュピンと白い付箋
phototechno/gettyimages




この記事を書いたのは……若松美穂

心理カウンセラー・カラーセラピスト・エッセイストとして活動。
心理学講座やカウンセリング・カラーセラピー・お茶会という名のおしゃべり会を全国各地で開催。大学生と社会人の姉妹を持ち、子育てに一段落した今だからこそ発信できる家事・育児に役立つ情報を発信しています。



計算中

関連するキーワード