困った若い女性。

「腹が立つ・イライラ・嫌いになる」ダメじゃない3つのこと【輝く50代に向けて……暮らしとココロの整え方】

2021/07/11
  • 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>

 

 40代後半の気づきをリアルに書いているカウンセラー/エッセイストの若松美穂です。お悩みのほとんどは、人間関係です。心の中で思うこと・感じることと、行動に移すことは別のこと……を知っているだけで、少し気持ちが楽になるかもしれません。

【○○してはいけない!?】

 

 腹を立てる自分、イライラする自分、誰かを嫌いになる自分……いますよね。時々お客様から、「そんな自分ダメですよね」「誰かを嫌いだなんて言ってはいけない(思ってはいけない)のでしょうけれど……」というお言葉を伺うことがあります。

【何を感じるかはあなたの自由】



 私は、ちょっと違って、誰がどう思うのかは自由だと思っています。何か事が起これば人の感情は動くもの。自然なことだと思います。私自身も「うわっ、今、すごく嫌な気持ちになっちゃった」とか、「ムカッ」「ひどくない?」「え~」。あります~。ただ大切なのは、その後どうするのか、なのでしょう。

日本女性のポートレート
violet-blue/gettyimages

【思う・感じると「する」は別のこと】



 気持ちは、私たちの心の中だけにしまっておけば、誰も見ることができません。『嫌い』『腹立ち』や『イライラ』も、そのまま態度や言葉に出したり、感情のままに相手に伝えるから、トラブルになる。相手との関係がおかしくなるのですよね。ですからここは、気持ちのままに……ではなく、一旦、伝えるかどうかを考えることが必要なのかもしれません。



【伝える時に考慮した方がいいこと】


 考えて、[伝えた方が良い]と、ご自身が判断したのであれば、言葉に出して伝えるという選択もありますが、ここでさらに、もう一つ考慮した方がいいことがあります。それは、『どのタイミングで・どんな伝え方をするか』です。伝えたいと思ったのはこちら側の意思で、受取った相手がどう思うか……までは決めることができません。



良いチームワークと人間関係のイメージ
takasuu/gettyimages

【おわりに】



この記事を書いたのは……若松美穂
            心理カウンセラー・カラーセラピスト・エッセイスト

現在、心理学講座やお話聴きます【個人カウンセリング】・カラーセラピー・お茶会という名のおしゃべり会を、対面・ZOOMで開催。大学生と社会人の姉妹を持ち、子育てに一段落した今だからこそ発信できる人間関係全般・家計に役立つ情報を発信しております。

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