感嘆符の付いた若い主婦。

あなたは?自分好みの『時』を知るだけで進む家事【輝く50代に向けて……暮らしとココロの整え方】

2021/07/28
  • 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>



 40代後半の気づきをリアルに書いているカウンセラー/エッセイストの若松美穂です。お悩みのひとつに上がってくる、時間の使い方。いい・悪いではなく、これもまた、人それぞれですよね。

【朝方が絶対いい……とは限らない】


 
 「○○をするならこの時間が良い!」と感じることが、どの方にもあるのではないでしょうか。そこを見極めるだけで、家事や仕事の進み度合いが変わることがあります。世間一般に、『早起きは三文の徳』と言われても、午後から夜にかけての方が、体や頭が動くという方もいるでしょう。一方、夜はどうしても眠さに勝てない、という方もいらっしゃるのですよね。

【一般的に……よりも大切なこと】


 
 “一般的に”はさておき、「自分はどうだろう?」のみ……で、考えてみてはいかがでしょう?あくまでも私はですが、色々試してみた結果、家事のそれぞれにやる気が起きる時間、進む時間、やる気が起きない時間があるようです。理由は分からないのですが(というか理由はどうでもいいかな)、把握して役立てることの方が大切!!と思っています。

遅い時間にバスルームに立っている間、ふさわしい白人の若いブロンドの主婦閉鎖乾燥機。
dusanpetkovic/gettyimages

【楽な時間はひとそれぞれ】



 私の場合、洗濯は夜遅くてもする気が起きます。朝に2回洗濯機を回し、『出かける時間に間に合うかしら?』『その分早く起きなくちゃ……』と焦るより、入浴中に洗濯機を回し、余った時間で他の用事をこなし、干してから寝る方が、翌朝は楽に感じます。



【苦痛な時間もひとそれぞれ】



 一方、夜遅い時間の食器洗いは苦痛でしかありません。他の人にやって欲しいとも思わず……(家族にも、気にせず寝て欲しい)。そのため、食器の大まかな汚れは、いらない布やキッチンペーパーなどでサッと拭き、洗剤入りの洗い桶に、食器を漬けて寝ます。翌朝、汚れも取れやすくなっている食器洗いは5分もあれば終わるので、深夜にブルーな気分でするよりは、気持ち的にずっと楽です。




主婦洗濯皿
byryo/gettyimages

【わたしは……で考えてみてもいい!】



 もしかしたら……ですが、『こうしなくちゃ!』『こうあるべき!』を手放すだけで、みなさまに、“楽”がもたらされる場合があるのかもしれません。家事や仕事の仕方は人それぞれですから、再度「わたしの場合は……」で考えてみることも、必要なのかもしれません。



この記事を書いたのは……若松美穂
            心理カウンセラー・カラーセラピスト・エッセイスト

現在、心理学講座やお話聴きます【個人カウンセリング】・カラーセラピー・お茶会という名のおしゃべり会を、対面・ZOOMで開催。大学生と社会人の姉妹を持ち、子育てに一段落した今だからこそ発信できる人間関係全般・家計に役立つ情報を発信しております。

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