女性の波の下のランドリー

これを用意すれば片づけは一気に進む!用意するもの2つ!【輝く50代に向けて……暮らしとココロの整え方】

2021/09/29
  • 1972年生まれ。『サンキュ!』創刊時(1996年)以来のカリスマ的人気読者。エッセイ集など著書を相次いで刊行したのち心理学を学び、現在はフリーランスの心理カウンセラーとして活動。『サンキュ!』では2007年から現在まで14年余りブログとエッセイを執筆。2021年10月より新連載「愉しくオバさんを生きていく。」をスタート(毎週月曜日午前9時更新)。趣味は旅行・ドライブ・ゴルフ・読書・スマホゲーム・お酒を飲むこと(1人で晩酌するのも大好き!)。もっと見る>>



 40代後半の気づきをリアルに書いているカウンセラー/エッセイストの若松美穂です。20代の2人の娘の子育て経験と、カウンセラーとして心の勉強から学んだこと、お客様とのお話を通じて感じたことを書いております。今回は、我が家の片付けでいつも用意するものについてです。


【片づけを伝えても 荒れている時期はある】



 将来子どもたちが自分で生活することを見据え、小さいころから共に片づけをし、やり方を伝えてきたつもりです。途中、部活や試験・受験で忙しく、部屋が散らかっていた日々があったとしても、「私たち、思ったよりきれい好きみたい」と、今の彼女たちが言ってくれるのは嬉しいことです。中学・高校時代は(って結構な長さですが)、必要なものが多くて、モリモリの部屋だったな~。まっ、そんな時期もありますね(笑)

【用意すると良いものはこれ!】



 私が、娘たちでも、お客様でも、片付けをする際に用意をお願いするものが2つあります。それは

①数種のごみ袋
……ごみの仕分けは地域によりますが、我が家であれば「可燃ごみ」「不燃ごみ」「プラスチック」「ビン/缶」「紙」「布」と分ける必要があります。それを入れる袋をそばに置いて、仕分けをしながら進めます。

②別の場所に移動するものや迷っている物を入れる箱や紙袋 
……その場所の仕分けが終わってから物を移動する。決められないものはとって置いて、しばならくしたら再度検討します。

「え~、再検討するの~?」と思った方、それなら捨てましょ!すぐに終わります。


ゴミ袋アイコンセット。プラスチックパックのゴミ、廃棄物、ゴミ。ベクトル
Godruma/gettyimages

【何のために?①】



 1つめは、『時間のロスを減らすため』です。
仕分けの都度立ち上がり、ごみ箱に捨てに行ったり、「これはあの場所に」と部屋を移動する時間は無駄になるだけではなく、立ったり座ったり、疲れに繋がります。まずは、今片づけている所に集中して片づけるようにします。


廊下に座っている中年女性
maruco/gettyimages

【何のために?②】



 2つめは片付けとゴミの仕分けを同時に進めるためです。あとで捨てようなんて思っていると、「やっぱりまだ使える」「捨てるのもなんだか」「想い出~」と、拾ってしまったりして……。我が家の場合、私は拾いませんけれど、76歳の母が拾いますから、危なくてしょうがない。ゴミと決めたら、袋の口をふさぐだけにしておけば、あきらめやすくもなるのです。


【他にも……】



 衣類であれば、
・捨てるもの → ゴミへ
・汚れや皺を取ればこの先も着るもの → 洗濯機またはアイロンがけ
・迷っていて捨てられないもの → いったんまとめて収納へ

と分ける紙袋を数種用意しておきます。



廃棄(落ち着き)または維持する古い服のスタック。リサイクル服、エココットン
Andrii Zastrozhnov/gettyimages

【あきらめる時期を待つのも悪くない】



 家族を見ていると、迷っていて捨てられないものも、次の衣替えの時に見ると『もういいかな』とあきらめる時期が自然にやってくる場合もあるので、『時期を待つこと』も悪くないと私は思っています。



計算中

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