9月は防災について考えよう。家庭防災員が語ります!その1、非常食編
こんにちは!
サンキュ!STYLEライター、mimikoです。
またの名を防災アドバイザー。
実は私、家庭防災員の資格を持っていて、今までに防災に関係する講義・講座を多数受けてきました。今回はそんな私の自宅での食料備蓄状況つまり非常食を紹介します。
昔なつかし一斗缶(いっとかん)わが家の非常食はこの中に!
一斗缶(いっとかん)って昭和っぽいですよね(笑)でも、防災用の大容量ビスケットは今でも一斗缶で売られているし、町内会などでは保管用にそのまま使われています。以前に余った一斗缶を一つ頂きまして、非常食入れに使わせてもらっています。
色々入っていますが、珍しいのはカレー粉・ハヤシライスソース・シチューではないでしょうか。これは冷蔵庫の中の野菜や肉を使い調理する為のものとして入れてあります。
よく家族×3日分の食料を用意してください、と言われますが、わが家の災害時用非常食はこれだけ。ご飯2人分・カレー2人分・ビスケットとクラッカー。きっと思っているよりも少ないですよね。でも本当にこの非常食を使う時には半分ずつ分け合えばいいと思っています。この非常食を食べる時というのは、家の中にあるすべての食料を食べ切った時だろうと考えているからです。
実は私、半年に1度非常食の点検をしています。つまり、一年程度の賞味期限であればそれで十分で、わざわざ高い災害時用をたくさん買い込む必要はないのです。冷蔵庫や貯蔵庫の物を利用して、トータルで必要量があればそれでいいのです。
では他にどんな物を準備しておけば良いのか、その一部を紹介します。
米はタッパ、袋麺は5食以上、心も体も温める魔法の飲み物スープ
1、お米
まずはお米!これは常に1袋予備を置いてあります。
備蓄用のお米は無洗米が良いと言われていますが、そんな事はありません。最近のお米はきれいに精米されています。非常時にそのまま炊いても大丈夫です。むしろ栄養価が高くなると言われていますので、洗って使うお米で全然かまいません。
お米はタッパに保管して運び出しできるようにしておくことをお勧めします。
2、袋麺
わが家は常に2種類の袋麺を備蓄しています。また5袋以下にならないよう買い足しています。
袋麺は野菜や肉・ハムなどと一緒に煮るなどして、1袋で2人用の食事を用意することができます。ゴミも少ないですし、栄養もとれます。カップ麺より袋麺の方が災害向きなのはそういう理由からです。
非常時はなるべく長く食いつなぐ、という事が大事です。1袋一人前ではなく二人前、という事を知っておいてください。
3、スープまたはみそ汁
タッパに入れて3〜5種類のスープを入れてあり、朝昼晩いつでも飲めるようにしています。
よくニュースで避難所でおにぎりやパンが配られているのを見たことがあると思うのですが、そこで"あったかい物が食べたい…"よく聞く言葉ですよね。一杯の温かい飲み物は心も体も満たしてくれます。粉のスープやみそ汁は長持ちしますので、ぜひ用意してみてください。
【まとめ】
非常食は数年ごとではなく半年ごとに点検する事で、普段食べ慣れた物で十分非常食になるのだという事をお分かりいただけましたか?
そして重要なのは、災害時はお腹はそこそこ満たされれば十分なのだ、ということ。この意識を持つ事が大切です。3日分の食材で1週間食いつなぐつもりでシュミレーションしていて欲しいと思います。
みなさん、参考になりましたか?災害に強い家を目指してがんばりましょう!
記事を書いたのは・・・mimiko
ハンドメイド・パン大好き。夢はアボカド農園。カメラマンに憧れるも外出嫌い。陽気な引きこもり主婦!好きな物を好きなだけ紹介しつつ、親の認知症問題など幅広く記事をupしてきます。
次回もお楽しみに〜!