3月は卒業式!立派になったわが子に涙ウルウル。ちょっと子育てを振り返ってみます!

2021/03/16
  • ハンドメイドとビールをこよなく愛する専業主婦。認知症・防災の資格を持つ元PTA会長。もっと見る>>

こんにちは!
サンキュ!STYLEライター、mimikoです。
コロナ禍ではありますが、今年は卒業式があちこちでとり行われています。私の下の娘も高校を卒業しました。あ〜いよいよ子育ても終わりだな…と少々寂しくもあり嬉しくもあり。
この機会にmimikoさんの子育て振り返ってみます。

育児本ですか…捨てましょポイ!

いろいろ育児本ってありますけど、私が用意したのはひよこクラブシリーズの病気の本と離乳食の本だけでした。兄弟の誰かから"いい子に育つ"系の本を贈られて来たのですが、目次だけみてすぐに本棚へ。その後、新品のまま中古書店に売ってしまいました、確か50円笑。本能的に"これ読んで子育てして、結果スーパーいい子に育っても私は嬉しくないな"と感じたのです。悪い子は困るけれど、世間に迷惑かけない程度ならいいかな。時にはおバカになれる子がいいし、なにより一緒にいて楽しい人を育てたいと思いました。これが私の子育ての指針になりました。

でも地方で子育て不安だし、やっぱり育児書かうか…う〜ん

私は転勤族の夫と共に東北で子育てをしました。両親は関東にいてあまり頼れない状態。その子育ては不安だし、やはり育児書は必要かな…と考えました。そこで思い出したのが『赤ちゃんが来た』石坂啓さんのエッセイでした。新聞に連載されていたのをいつも楽しく読んでいたものです。ここにヒントがある気がして購入しました。読み終えたとき、うん、これでいいよね!と心が軽くなったのを覚えています。すぐに続きのエッセイを買い求めました。
この本はバイブルとして今も本棚に大切にしまってあります。

今も昔も女性は頑張るんだわさ

昨年、美容院に行ったときのこと。担当さんが、赤ちゃんが産まれたけど奥さんが情緒不安定で…という。話を聞いてみると、あらあらこれは大変かもと思いました。
今どきのSNSなどで見るママさんは、部屋はキレイだしおしゃれして子育てもスマート。それを手本に毎日必死にがんばってみたものの、思うようにいかずに疲労しているということらしいです。そこで、石坂啓さんのエッセイを紹介しました。若夫婦には時代遅れかな…と思いつつも力になりたくて勧めてみました。
そして今年に入り卒業式前に美容院に行くと「あの本買いました。効果ありました!」と言われました。奥さん、赤ちゃんが産まれてから子育てちっとも楽しくなかったんですって。完璧を求め過ぎた…とポツリとつぶやき、そこからつきものが落ちたように明るくなったそうです。力を抜いて無理をしないようにしたら、子育て楽しくなって赤ちゃんが可愛くなった!と。よかった〜。どうやらこの本は若夫婦の危機も救ったようです。

育児本じゃなくてエッセイ本

何度も言いますが、『赤ちゃんが来た』はエッセイです。だけど読むとなぜか心に響く。
例えば…
本の中に海外ドラマの話が出てくるのですが、夫は堪能し妻は諦めた、という話が出てきます。あ〜これ分かるわ〜。私の場合、キムタクの『ビューティフルライフ』。世の中がキュンキュンして視聴率がどうの言っているときに、私は長女と"うつらうつらの世界"にいました。諦めよう…こうして私は世の中から脱落した気持ちになったものです。ここ数年では『逃げ恥』でしょうかね。夫はダンス完コピしてまで満喫し、妻はドラマはおろかかろうじてワンフレーズ踊れるくらい、そして敗北感…なのだろうなと思うわけです。
この本を読むといろんなことが、私なんでイライラしてるか分かった!とストンと落ちるのです。そして育児書みたいにSNSみたいにならなくていいんだ、と安心して笑い飛ばせるようになるのです。今回思ったのは、今も昔も悩みは同じなんだな〜ということ。頑張ろうね母たち!

まとめ

こんな感じの子育てで、娘2人立派な大人の女性に成長してくれました。これからは旅行に行っておいしいお酒を飲むなんてこともありそうです。これは子育てのご褒美ですよ、間違いなくね。楽しみ、楽しみ!

記事を書いたのは・・・mimiko
ハンドメイド・パン大好き。夢はアボカド農園。カメラマンに憧れるも外出嫌い。陽気な引きこもり主婦!好きな物を好きなだけ紹介しつつ、親の認知症問題など幅広く記事をupしてきます。
次回もお楽しみに〜!

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