「防災の日」だから考える、スマホの重要性
主婦ライターのミキです。
2年前、私たちの住んでいる場所は、大きな地震被害に遭いました。その時に学んだことを「防災の日」だからこそ、振り返ってみたいと思います。
災害時のスマホの重要性
いまだかつてない揺れを経験したあの時、夫と長男は出かけ、次男は登校準備中の朝でした。揺れがおさまった後も手が震え動揺しながらも、とにかく出かけた2人の安否を確認しようと電話しましたが、すでに電話は繋がりません。しかし、LINEではすぐに連絡がつき無事であることが確認できました。
とりあえず、一安心と行きたいところでしたが…
一番近くの義両親と連絡がつかない
夫の両親は、2人ともガラケーでLINEをしていません。
遠くに暮らす友人や私の両親から心配のLINEが届く中、徒歩10分の距離に暮らす義両親と連絡がつかないという事態。いつ余震が来るかわからない中、次男を1人置いて家を出るのも心配だったので、長男が帰ってくるのを待ち夫の実家へ向かいました。
幸い無事でしたが、この距離に住んでいてもこんな困難があったとは…と思い知らされた出来事でした。
その後の情報もほぼスマホから
その後の情報も、ほとんどがスマホからでした。
ご近所コミュニティーのグループラインや自治体の公式ラインやTwitterがなかったら、得られる情報は、かなり少なかったと思います。とにかく緊急時は「今」を知りたいですから、情報が早いインターネットはとても重要です。
その経験もあって購入した、ソーラーや手動発電のついたライト。USBから、スマホの充電をすることができます。
スマホの充電は、死活問題!防災グッズには、必ずスマホの充電ができるグッズを入れておくことをおすすめします。
【参考】緊急時に役立つ安否確認方法
最後に、おすすめ安否確認方法
○「災害用伝言サービス」
災害時、通信会社の公式サイトトップページに設置されるサービス。
電話番号を登録することで、書き込み・確認をすることができます。
○「災害伝言ダイヤル(171)」
「171」に電話し、ガイダンスに従い入力・録音をする。
こちらも、電話番号の登録で使用することができるサービスです。
○LINE
最近の若い子は電話番号を把握しあっていない場合も多く、上記の二つに関しては使えないこともあるようです。
とにかく緊急時に強いLINE。常日頃から、家族等はグループLINEを作っておくことをお勧めします。
さらにトーク画面「+」から、自分の位置情報をトーク画面に送ることができるので、自分のいる場所が分からなくても知らせることができます。
(自分の位置情報の黒い吹き出しをタップ。位置情報をLINEと紐づけておく必要あり)
どんなにニュースで見ても、災害は自分の身に起こらないとなんとなく他人事ではないでしょうか?私もこの経験をして、やっと「いつでも、誰にでも起こることなのだ」と理解したように思います。
こんな記事をちょっと目にしたタイミングで思い出してもらえたら嬉しいです。
◆この記事を書いたのは…主婦ライターミキ
現在家のお片付け奮闘中。Instagramもやっています。