洋服整理の救世主!?「Project333」やってみた

2021/01/14
  • 4歳5歳の姉妹と賃貸暮らし転勤族。整理収納アドバイザー。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。もっと見る>>

年子姉妹と賃貸暮らしの転勤族、整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山田なみです。「普通の家で普通の暮らし、誰でもできる収納のこと」をテーマにお伝えしています。

実は私、整理収納アドバイザーでありながらどうしても洋服整理が苦手なんです。お洒落とは程遠い身ですが、季節の素材も着たいので1年中同じ服を着回すのも難しく、子どもと公園に行くためお気に入りだけを着るのにも抵抗があり…
色々な方法を試してみたり、他のアドバイザーさんに依頼したこともありましたが、どうもしっくりこずここまできました。

そんな私が見た瞬間にこれだ!と思ったのが「Project333」です。今回は実際に挑戦してみた感想も一緒にご紹介します。

「Project333」とは?

「3ヶ月間、33のアイテムだけで過ごす」というファッションチャレンジです。アメリカのコートニー・カーヴァー氏が2010年に発案しました。著書「もう、服は買わない」では、着ない服の詰まったクローゼットから解放され、自分らしい暮らしを楽しむことを提案されています。SNSでは#project333のハッシュタグで、世界中の人の取組みを見ることができます。

ルールとやり方

基本のルールとやり方をご紹介します。実際は取組みの背景や考え方も含めたチャレンジだと思うので、興味がある方は是非本で詳細を確認してみてください。

ルール

・期間は3ヶ月
・最初に選んだ33のアイテムのみで過ごす
・衣類だけでなく、アクセサリーや鞄などの小物も1アイテムにカウント
・結婚指輪、ルームウェア、下着、トレーニングウェアは33に含めない

やり方

①クローゼットから物を全部出す
②大好き・どちらでもない・さよならに分類する
③さよならを処分
④大好きを中心に33アイテムを選ぶ
⑤残った物は箱に詰め、目の届かない所に保管する
⑥3ヶ月経ったらまた見直し、33アイテムを選ぶ

実際にやってみた

私がこの3ヶ月に選んだアイテムはこちらです。
・ストール1枚
・帽子1つ
・アクセサリー2つ
・タイツ2足
・バッグ4つ
・靴3足
・トップス8着
・ボトムス6着
・ワンピース2着
・アウター4着

33というと少ないかなと思っていましたが「意外とあるな、何とかなりそう」というのが率直な感想です。また実際にやってみて、いいなと思ったポイントを3つ紹介します。

①捨てなくていい安心感

この取組みでは、33アイテムに選ばれなかった物も無理に処分する必要はなく、箱に入れて別の場所に保管しておけばOK。だから最初に選ぶものが完璧である必要はなく、気軽に選ぶことが出来ました。少ない服に慣れたら、今後見直していく際にもっと処分できる気がします。

②3ヶ月なら頑張れそう

最初に決めたアイテムで過ごさなければならないのは3ヶ月間のみ。それなら季節物やイベント等もある程度予測がつくので、具体的にイメージしながら選ぶことができます。何より、この先ずっとと思って選ぶには大きな決断が必要ですが、3ヶ月ならまあ多少不便があったとしてと頑張れるかなと思えます。

③ルールが緩い

基本ルールはあるものの、多少のルール逸脱も認められています。例えば33でどうしても足りないなら35や40でも、アクセサリーを毎日違う物にしなければストレスで死んでしまうような場合はアクセサリー自体をカウントしないなど。また気候の変化や万が一に不安があれば、それだけ別に用意しておきいざとなったら交換する事も。結局のところ物に溢れた生活を見直し「足るを知る」ということが目的なので、厳しく縛られない分、ストレスなく取り組むことができます。

さいごに

いかがでしたか?まだ私も開始して2週間ほどですが、今のところコーディネートに困ることはありません。アイテムを選んだ時にも感じましたが、たくさんクローゼットに服を吊るしておいても、実際着てるのはこんなものかなという感じです。皆さんも2021年、新しいことに是非挑戦してみてください。

●記事を書いたのは・・・山田なみ
整理収納アドバイザー。年子姉妹のママで賃貸暮らし転勤族。普通の家で普通の暮らしを、合理的で効率的に。

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