【フルーツのプロが教える】甘いいちごはどっちでしょう!?
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
子どもから大人まで年齢問わず人気のフルーツ「いちご」。
最近は甘みの強いいちごが好まれる傾向にありますが、いちごの形によっても甘みの感じかたがちがうのはご存じでしょうか?
今回はいちごの甘さを形で見分ける方法をご紹介します。
甘いいちごはどっち!?
いちごを形で比較したときに、先端が細く円錐形になっているものと、少し平べったいものとではどちらが甘いでしょうか?
答えは、平べったいもの。
円錐形のほうが形が整っていて見た目はきれいですが、より甘いものを選びたいのなら平べったいものがおすすめです。
平べったいいちごが甘い理由
いちごは先に熟しはじめる先端にいくほど甘みが強く、ヘタに近い方が酸っぱく感じます。
そのため、平べったいもののほうが先端の面積が大きくなり、甘い部分が多いということなのです。
ケーキのトッピングなどには形がきれいなものを選びたいですが、そのままかじったり切って食べたりするなど形が気にならないときには、平べったいものを選ぶとよいでしょう。
品種や熟度などによっても甘さはかわってきますが、スーパーでパック売りされているものを選ぶときの目安にしてみてください。
まだまだいちごを楽しめる季節
いちごはクリスマスケーキへ使われることから年末に需要が高まりますが、本来の旬は少しあたたかくなってくる3月ころから。
いちご狩りをたのしめる時期でもありますから、手に取るときには形にも注目してみてくださいね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は2歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。