フルーツのプロが教える!旬のぶどうを長持ちさせる保存のコツ
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
フルーツがおいしい秋。
その中でも人気の高いぶどうは、傷みやすいので取り扱いがむずかしいですが、ちょっとしたコツでおいしさがキープできるので、その保存方法をご紹介します。
ハサミで粒を枝からはずす
ぶどうを保存するときは、枝から切り離しておくのが大切です。
枝についたままだと、根元の方にカビが生えやすく、枝に水分が取られてシワシワになる原因に。
ハサミを使ってひと粒ずつ枝からはずすようにしましょう。
手で引きちぎってはダメですよ。
ポイントは2-3mm残しておくこと
根元から2-3mmの位置にハサミを入れるのがポイント。
長すぎると他のぶどうを傷つけてしまう恐れがあり、短すぎると果汁が出てきてしまう恐れがあります。
ハサミで他の粒を傷つけないようにするのも、気をつけてくださいね。
キッチンペーパーを入れた保存容器に入れる
枝から粒をはずしたら、キッチンペーパーを敷いた保存容器に入れ野菜室で保存します。
あまりぎゅうぎゅう詰めにならないようにしましょうね。
水分がつくと傷みの原因になるので、水洗いは食べる直前に行います。
枝つきのままだと3日程度しか保存できないぶどうが、この方法だと1週間程度は保存可能です。
かしこく保存しておいしく食べよう
他のフルーツと比べると少しお高いぶどう。
最後のひと粒までおいしく食べたいですよね。
ひと房食べきれない時にもこの保存方法はとっても便利!
かしこく保存すれば、品種の食べくらべをするなど、もっとぶどうを楽しめるようになるでしょう。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は2歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。