フルーツのプロが教える!おいしいりんごを見分けるポイント3つ
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
りんごがたくさん並ぶ季節になりましたね。
「1日1個のりんごは医者いらず」と言われるほどに栄養価も高く、そのまま食べるのはもちろん、サラダやスイーツでも楽しめるりんごは老若男女に人気のフルーツ。
ところでみなさん、りんごを買うときはどこを見て選んでいますか?
おいしいりんごを見分けるチェックポイント3つ
料理への活用も多いりんごですが、やはりそのままフレッシュで味わうことが多いですよね。
最近はほどよい酸味に、しっかりとした甘味、そして香りの強いものが好まれる傾向にあります。
日本のりんごは世界でも評価が高く、当たりはずれは少ないと言われますが、よりおいしいものを選んで買いたいですよね。
そこで今回は、おいしいりんごを見分ける3つチェックポイントをご紹介します。
チェックポイント1:おしりの色
まずチェックするのはりんごのおしり(底)の部分。
左のりんごのように、くぼんでいるところまでが、赤色または黄色になっているものが完熟の目安です。
右のりんごのように、やや緑色が残っていると酸味が強い可能性が。
全体の色づきや模様は、品種や栽培方法によりさまざまなため、おしりの色づきで完熟かどうかをチェックしましょう。
チェックポイント2:おしりの形
次もおしりがチェックポイントです。
「花落ち」という花がついていた痕があります。この花落ちが開いていて、中心が空洞になっているものは、甘さが強いとされています。
色をチェックする時に、花落ちの形も忘れずにチェックしましょう。
チェックポイント3:ヘタの状態
ヘタの状態でも鮮度を確認することができます。
ヘタがしなびていたり、グラグラしているものは乾燥が進み鮮度が落ちているサイン。
水分が抜けてしまうと、フカフカした食感になっていたり、粉っぽくなっていたりするので、見落とさずにチェックしてくださいね。
かしこく選んでおいしく食べよう
上からの見た目で色や形の良いものを選ぶようにされているかたは多いと思いますが、意外とチェックしていないのがおしり。
赤〜黄にしっかり色づいているかと、花落ちの空洞にも注目してみてくださいね。ヘタの状態も忘れずにチェックしましょう。
旬のりんごをおいしく楽しんでくださいね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ) 野菜ソムリエプロ/管理栄養士
野菜・果物をおいしく食べて、キレイに健康に!
食品メーカーでの営業・商品企画開発・メニュー開発などの勤務を経て、現在は3歳の男の子の育児をしながら、WEBサイトやSNSで野菜・果物の情報を発信。セミナー講師としても活動している。