野菜ソムリエが教える!ブロッコリーは茹でずに〇〇〇が正解!

2020/12/07
  • 野菜ソムリエプロ・管理栄養士・1児のママ。野菜・果物の「選び方」「保存方法」「簡単レシピ」をご紹介。 もっと見る>>

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
サラダのトッピングや料理の付け合わせには欠かせない「ブロッコリー」。加熱する時は、茹でる方法が一般的かと思います。でも、茹でるよりも栄養素も逃さず、食感もちょうど良く仕上がり、しかも時短な方法があるのです。

フライパン蒸しが正解!

お湯で茹でると、水溶性のビタミンCなどが流れ出てしまうという話は、割と広まってきているかと思います。それだけでなく、茹で加減の調整がむずかしく、水っぽく仕上がってしまった経験がある方も多いはずです。

今回ご紹介するフライパン蒸しは、使う水の量が圧倒的に少ないため、おいしさも栄養も逃さない方法なのです。それだけでなく、お湯を沸かす手間もなく時短かつ節約!

蒸し器などの器具がなくても、蓋つきのフライパンか鍋があればOKです。

フライパン蒸しのやり方

ブロッコリー1株分

(1) ブロッコリーをしっかり洗い、小房に分ける。
(2) フライパンに並べ、水100nlを加えて塩をほんのひとつまみふる。

茎も縦切りにして一緒に蒸します

(3) 蓋をして中火にかけ、蒸気が出てきたら弱火で3分蒸す。

(4) ブロッコリーがやわらかくなり、水分がなくなったらできあがり。

水にはつけないで!

青菜を茹でる時とは異なり、ブロッコリーを冷ます時は水につけてると水っぽくなってしまうので、ざるなどに移し自然に冷まします。
急ぐときは冷凍庫で粗熱を取るか、うちわなどで仰ぐと早く冷めますよ。

お弁当やお料理の彩りに

ブロッコリーの加熱は、手軽なレンジを活用する方も多いかもしれませんね。レンジ加熱も栄養素は逃さないので栄養面では◎な方法です。でも、少し色が悪くなってしまうのが難点…。
フライパン蒸しは、レンジ加熱と手間はほとんど変わらず鮮やかな仕上がりに!

お弁当やお料理の彩りとして使うことの多いブロッコリー。フライパン蒸しがおすすめです!


◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

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