余りがちな切り餅が大変身!見た目も華やかなフルーツ大福
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
カリッと焼いて磯部焼き、スライスしてしゃぶしゃぶ、あずきと煮込んでぜんざいなど…。主食からデザートまで幅広いメニューで楽しむことができるお餅。お正月も過ぎると、少しずつ食べる機会は減ってきますよね。2、3個だけ余ってしまっているということもよくあります。
今回は余った切り餅を活用した、見た目も華やかなフルーツ大福のレシピをご紹介します。
材料4つ!レンジで2分!
材料(3個分)
〈大福〉
・切り餅 2個(100g)
・砂糖 10g
・水 45g
・片栗粉 適量
〈具材〉
・お好みのフルーツ
・お好みのあんこ 150g
つくり方
(1) 餅を小さく切る。(6等分くらい)
(2) 耐熱容器に餅、砂糖、水を入れ、ラップをして電子レンジで600W×2分加熱する。
(3) レンジから取り出したら、ヘラなどでなめらかになるまで混ぜる。
(4) バットやクッキングシートに片栗粉を多めに敷いて、(2)を広げたら上からも片栗粉をふる。
(5) やけどに注意しながら3分割する。
(5) あんことフルーツを包む。
大福におすすめのフルーツ
カット面の華やかさを楽しむには丸ごと包めるフルーツがおすすめ。やわらかすぎると切りにくいので、適度なかたさのあるものがベストです。包む時にはカットする向きとフルーツの向きにも気をつけましょう。
今回はこちらの2種類の大福をつくりました。
定番!いちご大福
いちごは、丸くて大粒かつ果肉がしっかりしている「恋みのり」が包みやすくおすすめの品種。糖度が高すぎない恋みのりは、甘いあんことの組み合わせにもバランスが良いです。果肉が白い品種なので、カット面に鮮やかな赤を見せたい時には「あまおう」などもきれいですね。
はれひめ大福
もうひとつは、じわじわと人気が上がってきている「はれひめ」を贅沢に丸ごと包みました。みかんほどの大きさのはれひめは、程よい酸味とフレッシュな香りが特徴の柑橘。その風味を活かすため、さっぱりした白あんとの組み合わせでバランスを取りました。
野菜ソムリエ注目の柑橘「はれひめ」についてはこちらの記事をご参照ください。
お好みのフルーツで
最近は専門店ができるほどフルーツ大福が流行っていますね。なかなかお出かけができない日が続いていますが、切り餅を活用すればおうちでも簡単にフルーツ大福をつくることができますよ。
ご家庭にあるものや旬のものなど、お好みのフルーツを包んで楽しんでみてくださいね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。