もう失敗しない!食べごろのアボカドはこうやって見分ける!
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
ねっとりとした食感が独特のアボカドは、サラダなどの洋食に限らず、和食のお寿司にも使われるほどの人気者。食感や味わいだけなく、見た目の鮮やさも映えるので、とてもおしゃれな仕上がりになりますよね。
アボカドを買う時、どれを選べばよいのか困ることはありませんか?今回は、食べごろのアボカドを上手に見分ける方法をご紹介します。
check1:形とハリツヤ
形
まず形をチェックします。きれいな卵型をしているものが理想です。いびつなものやひょうたんのような形に近いものは、鮮度が悪かったり中にスジや斑点ができていたりする場合があります。
ハリとツヤ
次にチェックするのは、皮のハリとツヤ。
シワになっているものや、くすんでいるものは熟しすぎています。傷のあるものも避けましょう。
check2:色
アボカドは緑から黒に熟していくことは多くの方がご存知かと思います。
この熟していく過程をもう少し細かく見ていくと、
緑 → 濃い緑 → チョコレート色 → 黒
という流れで熟していきます。
そして、この中で食べごろなのは「チョコレート色」。黒いものは熟しすぎているので、やわらかく包丁で切りにくいため注意が必要です。
ディップソースやペーストにする時は、このくらいやわらかいものを選んでもよいでしょう。
check3:ヘタのまわり
アボカドはヘタのまわりから熟していきます。ヘタが乾燥していて少し浮いている感じのものがおすすめです。かるーくヘタを指で触ってみると浮いている感覚が分かります。
ヘタの周りがやわらかいものや、ふかふかしているものは熟しすぎで皮と実の間に空洞ができているので、避けるようにしましょう。
アボカドの皮を指で押してやわらかさを確認することがありますよね。これは、お店で売られているものにはやらないようにしてくださいね!アボカドはとても繊細なので、押した部分から傷んでしまうのです。
指で押すのは、購入したものを調理する前に確認する時にしましょう。
すぐに食べない時は
食べごろのアボカドを購入しても、すぐに食べないということもあると思います。
その時には、ビニール袋に入れて野菜室で保存がおすすめです。そうすることで追熟を遅らせることができ、3~5日程度は食べごろの状態をキープできます。
逆に、まだ少し固めのものは常温に置いておくと追熟ができますので、食べごろを見計らって調理してみてください。
アボカドの食べごろを上手に見分けて、おいしく食べてくださいね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。