見つけたら絶対買って!「みょうがの茎」はSDGsにもなる超お得食材

2021/07/13
  • 野菜ソムリエプロ・管理栄養士・1児のママ。野菜・果物の「選び方」「保存方法」「簡単レシピ」をご紹介。 もっと見る>>

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

みょうがや大葉などの香味野菜をたっぷり使った料理は、さっぱり気分を味わえるので暑くなってくると特においしく感じますよね。

ところで、みょうがの「茎」が売られているのを見たことはありますか?
今回は、超お得で環境にもやさしいエコ食材「みょうがの茎」をご紹介します。

みょうがの「茎」ってどの部分?

みょうがは湿った土壌で育ち、土の中に茎を伸ばして成長していきます。普段食べているぷっくりした形のものはみょうがのつぼみの部分で、土から頭を出した状態で収穫されます。
つぼみなので、そのまま植えておけば淡い黄色の花が咲きます。

収穫したみょうがは、上のつぼみだけを切り落として出荷されるので、下の茎が大量に廃棄されていることになるのです。

なぜ茎を切り落としてしまうのか?

スーパーで売られているみょうがはトレーに入っていますよね。このトレーに入る長さに揃えるために、茎を切り落として長さを調整しているのです。
トレーに入れず袋詰めで販売する直売所などでは、茎がついた長いまま売られていることもあります。

味や食感はつぼみと同じ!なのに超お得!

切り落とされた茎だけを集めて売られているのが、「みょうがの茎」。
味や食感は、つぼみの部分と何も変わりません。もちろん、あの特有の爽やかな香りもしっかり感じられるので、刻んでしまえばいつものみょうがと全く同じように食べることができます。

それなのに、価格はかなりお手頃!3個入りパックと同じくらいの価格で、袋いっぱいに入って売られていますよ。

お得に買ってSDGsにもつなげよう

見つけたら即買いしてしまうほどお得な「みょうがの茎」。それだけなく、SDGsにもつながるエコ食材でもあるのです。おいしく食べることができる部分を捨ててしまうはもったいないですよね。

贅沢に薬味たっぷりの料理を味わうのも良いですし、ピクルスにして常備菜にしておくのもおすすめですよ。


◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

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