何のサラダか分かる!?夏にたくさん捨てているアレは新感覚のおいしさ!

2021/07/21
  • 野菜ソムリエプロ・管理栄養士・1児のママ。野菜・果物の「選び方」「保存方法」「簡単レシピ」をご紹介。 もっと見る>>

野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。

暑い日が続いていて、さっぱりしたものが本当においしく感じますね。
突然ですが、コールスローのようにも見えるこのサラダ、何でできていると思いますか?じつは、いつもは捨てているアレを活用したサラダなのです。

今からの時期アレはどのご家庭でもたくさん出てくるはず!そんなアレを捨てずに活用するレシピをご紹介します。

みんな捨てているはずのアレって何!?

アレというのは「スイカの皮」!
スイカはシャリシャリした食感と、食べるジュースかのようなみずみずしさが、暑い日にはたまらないですよね。ほんの少し塩をかけて甘みを引き立たせるのもおいしいです。

スイカを食べ終わったあとに残る大量の皮。捨てている方がほとんどかと思います。
でもスイカの皮は、外側の硬い部分さえ取り除いてしまえば、料理に活用できる立派な食材なのです。
シャキシャキ食感とほんのりフルーティな味わいは新感覚ですよ。

【レシピ】スイカの皮とハムのからしマヨ和え

材料

・スイカの皮    1/4個分
・ロースハム    3枚
・からしマヨネーズ 小さじ2
・塩こしょう    適量
・白ごま      お好みで

つくり方

(1) スイカの皮は、外側の硬い緑の部分を包丁やピーラーでむいておく。

(2) 薄切りにして塩もみをし、水分を捨てる。

(3) ボウルに(2)と短冊切りにしたハム、からしマヨネーズを入れ混ぜ合わせ、塩こしょうで味を整える。

(4) お皿に盛り付けて、お好みで白ごまをふる。

POINT

・からしマヨネーズがない場合は、マヨネーズ小さじ2と練りからし小さじ1/2を混ぜて代用可
・辛味の苦手な方はマヨネーズのみでもOK
・スイカの果肉を多めに残しておくと、よりフルーティな仕上がりに
・厚めにスライスすれば、ポリポリとした食べ応えのある食感に

スイカの皮もおいしく食べよう

残った皮の部分がおいしく食べられて、さらに生ごみの削減にもなるのはうれしいですよね。

スイカはその成り立ちから本来は野菜なのですが、果物として食べられている「果実的野菜」というもの。塩もみしてサラダにすると、まるでフルーティなきゅうりを食べているかのよう。漢字で「西瓜」と書くのも納得の味わいです。
きゅうりでつくるレシピを置き換えてみるのも、面白いかもしれませんね。


◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。

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