何のサラダか分かる!?夏にたくさん捨てているアレは新感覚のおいしさ!
野菜ソムリエプロで管理栄養士のサンキュ!STYLEライター小島香住です。
暑い日が続いていて、さっぱりしたものが本当においしく感じますね。
突然ですが、コールスローのようにも見えるこのサラダ、何でできていると思いますか?じつは、いつもは捨てているアレを活用したサラダなのです。
今からの時期アレはどのご家庭でもたくさん出てくるはず!そんなアレを捨てずに活用するレシピをご紹介します。
みんな捨てているはずのアレって何!?
アレというのは「スイカの皮」!
スイカはシャリシャリした食感と、食べるジュースかのようなみずみずしさが、暑い日にはたまらないですよね。ほんの少し塩をかけて甘みを引き立たせるのもおいしいです。
スイカを食べ終わったあとに残る大量の皮。捨てている方がほとんどかと思います。
でもスイカの皮は、外側の硬い部分さえ取り除いてしまえば、料理に活用できる立派な食材なのです。
シャキシャキ食感とほんのりフルーティな味わいは新感覚ですよ。
【レシピ】スイカの皮とハムのからしマヨ和え
材料
・スイカの皮 1/4個分
・ロースハム 3枚
・からしマヨネーズ 小さじ2
・塩こしょう 適量
・白ごま お好みで
つくり方
(1) スイカの皮は、外側の硬い緑の部分を包丁やピーラーでむいておく。
(2) 薄切りにして塩もみをし、水分を捨てる。
(3) ボウルに(2)と短冊切りにしたハム、からしマヨネーズを入れ混ぜ合わせ、塩こしょうで味を整える。
(4) お皿に盛り付けて、お好みで白ごまをふる。
POINT
・からしマヨネーズがない場合は、マヨネーズ小さじ2と練りからし小さじ1/2を混ぜて代用可
・辛味の苦手な方はマヨネーズのみでもOK
・スイカの果肉を多めに残しておくと、よりフルーティな仕上がりに
・厚めにスライスすれば、ポリポリとした食べ応えのある食感に
スイカの皮もおいしく食べよう
残った皮の部分がおいしく食べられて、さらに生ごみの削減にもなるのはうれしいですよね。
スイカはその成り立ちから本来は野菜なのですが、果物として食べられている「果実的野菜」というもの。塩もみしてサラダにすると、まるでフルーティなきゅうりを食べているかのよう。漢字で「西瓜」と書くのも納得の味わいです。
きゅうりでつくるレシピを置き換えてみるのも、面白いかもしれませんね。
◇記事を書いたのは・・・小島香住(こじまかすみ)
野菜ソムリエプロ&管理栄養士。男の子(1歳)のママ。子育てをしながら、野菜・果物を“おいしく食べて” “キレイに健康”になるレシピや保存のコツを紹介しています。