モチモチ美味しい!焼きうどんレシピ

2020/10/13
  • おいしい食卓研究家、栄養士。普段の献立に役立つ作り置きや、ひと手間でおいしくなる技などを紹介します。もっと見る>>

こんにちは!おいしい食卓研究家の藤本マキです。

今日は、子供にも大人にも大人気!『焼きうどん』レシピを紹介します。
リーズナブルなゆでうどんが、モッチモチで絶品の一品に。
べちゃべちゃにもボソボソにもならない、美味しく作れるポイント盛り沢山です♪

材料(1〜2人分)

・ゆでうどん…1玉
・豚バラ肉…70g
・玉ねぎ…1/4個
・ピーマン…1個
・にんじん…20g
・にら…5本
・卵…1個
《調味料》
・和風顆粒だし…小さじ1/2
A) 醤油…小さじ2
A) オイスターソース、酒…各小さじ1
・水…大さじ3
・サラダ油…適量
・鰹節…適量

うどん1玉なので、基本的に一人分ということになりますが、一人分にしてはボリュームがあるので、我が家では二人でシェアして、残ったおかずなどを足して食べたりしています。

また、キャベツを加えるレシピも多くありますが、今回自宅の冷蔵庫になかったので使用していません。
このように、冷蔵庫に余っている野菜でアレンジできるのが、焼きうどんのうれしいところですよね。

作り方

(1)豚バラ肉は6cmに切る。玉ねぎは薄切り、ピーマン、にんじんは細切り、ニラは5cmに切る。

(2)フライパンにサラダ油を中火で熱し、割りほぐした卵を入れて大きめのスクランブルエッグを作り、取り出す。

【ポイント1】
細かい炒り卵にしようとすると火が入りすぎてしまいます。半熟気味でスパチュラで寄せて大きな塊にしておくと、フワフワ感も残ります。

(3)うどんの袋に2cm程度の切り込みを2ヶ所入れ、耐熱皿の上に置いて600Wのレンジで1分半加熱する。

【ポイント2】
うどんをそのままフライパンに入れるとほぐすのが大変。無理やりほぐすとボソボソになったり切れてしまうことがありますが、事前にレンジで温めることによって、うどんがほぐしやすくなります。

(4)2のフライパンに豚バラ肉を入れ、軽く塩胡椒(分量外)をして色が変わるまで中火で炒める。玉ねぎ、ピーマン、にんじんを加え、和風顆粒だしをふり、少ししんなりするまで炒める。

【ポイント3】
肉類は、火が通る前に塩胡椒を少しふると、うまみを引き出すことができます。
また、具材に軽く下味をつけることで、仕上げの調味料は少なくてもムラなく味が行き渡ります。

(5)レンジで加熱したうどんを加え、適度にほぐしたら(ざっくりほぐす程度)、水を加えて蓋をし、少し火を弱めて1分蒸し焼きにする。

【ポイント4】
適度な水分を加え、蒸し焼きにすることでモッチモチのうどんに♪
蒸し焼き後、蓋を開けて水分が残っていたら火を強めて飛ばして下さい。

(6)フライパンの手前側をあけ、一度取り出した卵を加えてスパチュラでざっくりと切り分ける。ニラを加えたらさっと混ぜ、Aを加えて手早く炒め、火を止める。

【ポイント5】
調味料を加えた後は長く炒めず、さっと炒めることで、ベトっとしない仕上がりになります。

器に盛り付け、鰹節をトッピングすれば完成です!

冷たいうどんを無理にほぐそうとするとボソボソになるし、炒めすぎるとべちゃっとなってしまいます。
リーズナブルなゆでうどんもポイントを抑えて調理すれば、美味しい焼きうどんに変身です♪

本日のおまけ♪

具材やうどんを炒めながら溶き卵を加えるレシピもありますが、フライパンの中がいっぱいで焼きにくいと思ったことはありませんか?
先に卵を焼いて取り出しておくことで、見た目がきれいに仕上がり、また、細かくしすぎないことで、太めのうどんやお肉との相性もよくなります。

焼いた卵をスパチュラでフライパンをなぞるように取り出せば、フライパンを拭いたりしなくても、そのまま豚肉を炒める工程に入れます。是非一度試してみて下さいね。



◆記事を書いたのは・・・藤本マキ
おいしい食卓研究家(料理研究家)
普段の献立に役立つ常備菜レシピや、手抜きでも美味しい料理を発信しています。

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