【材料2つ】ごはんに合う!さつま芋の豚バラ巻き

2020/10/19
  • おいしい食卓研究家、栄養士。普段の献立に役立つ作り置きや、ひと手間でおいしくなる技などを紹介します。もっと見る>>

こんにちは!おいしい食卓研究家の藤本マキです。

秋冬に食べたい野菜のひとつがさつま芋。そのさつま芋を使った肉巻きをご紹介します。
甘いからおかずにならない・・火が通りにくい・・というお悩みも一気に解消です。


それでは材料を紹介していきます。

材料

・さつま芋…150g(約1/2本)
・豚薄切り肉(バラまたはロース)…約150g
《調味料A》
A) 醤油、酒、みりん…各大さじ1
A) 砂糖…小さじ1
A) すりおろしにんにく(にんにくチューブ)…小さじ1/2
・サラダ油

これで肉巻き14個前後できます。
主菜として食べるなら2人分程度の量です。
   

作り方

(1)さつま芋はよく洗い、3〜4mmの輪切り(細いさつま芋の場合は斜めに切る)にしてから、3〜4mm角の棒状に切る。水に20分程度つけて灰汁を取り、ザルにあけて水気を切る。

水につけている間、1〜2回水を変えると灰汁がきれいに抜けます。灰汁抜きが不十分だと、水気を切った後に茶色く変色します。


(2)豚肉を縦に一枚広げ、手前側にさつま芋を9〜10本程のせる。手前側からくるくると豚肉で巻いてさつま芋を固定する。

巻くのは食べやすい本数に調整して下さいね。また豚肉は、一枚が長い場合は半分に切ってご使用ください。(一回に巻く量や豚肉の長さによって豚肉量は変わります)


(3)フライパンにサラダ油を中弱火で熱し、豚肉巻きを並べ入れる。蓋をして3分蒸し焼きにし、その後は方向を変えて全面に焼き目がつくまで、合計で9〜10分蓋をして焼く。

カリとした香ばしさもプラスされるため、焼き目をつけて下さい。
※焦げそうになった時は火を弱めて最低9分は焼いて下さい。

(4)焼いている間に調味料Aを混ぜ合わせておく。

調味料を事前に混ぜ合わせておくと、手早く仕上げることができます。


(5)3が焼けたら一度火を止め、フライパンに出てきた余分な脂をキッチンペーパーなどで吸い取る。

これをするだけで余計な油っぽさがなく、調味料が肉巻きによく絡みます。


(6)4の合わせ調味料を加え再び点火し、汁気が少なくなるまで炒めからめる。

さつま芋を細い棒状に切ることで、火が通りやすく、食べた時に生っぽい・・ということも防げます。

また、ごはんに合うポイントは、
 【たれは甘くしすぎないこと】
 【にんにくを入れること】
の2つです。

特ににんにくを入れることで、ごはんにピッタリのさつま芋おかずになります。

冷めても味が落ちにくいため、お弁当にもおすすめです。
  
  

本日のおまけ♪

今日ご紹介したのは、醤油ベースの甘辛味でしたが、調味料を変えてガーリック塩バターにすると、また違った美味しさが楽しめます♪
分量は、
・塩…ひとつまみ
・すりおろしにんにく…小さじ1/2
・バター…6g
です。

味ヘンしながら、さつま芋おかずを楽しみたいですね。



◆記事を書いたのは・・・藤本マキ
おいしい食卓研究家(料理研究家)
普段の献立に役立つ常備菜レシピや、手抜きでも美味しい料理を発信しています。

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