むね肉でもジューシーに!塩麹漬け鶏むね肉の照り焼きレシピ

2021/03/30
  • おいしい食卓研究家、栄養士。普段の献立に役立つ作り置きや、ひと手間でおいしくなる技などを紹介します。もっと見る>>

おいしい食卓研究家、サンキュ!STYLEライターの藤本マキです。

鶏肉の照り焼きといえば、もも肉がジューシーで美味しいですよね。
ヘルシーさを求めてむね肉で作ると、残念ながらかたくなってしまうことも。でもそんな悩みを解決してくれるのが「塩麹」。
塩麹に漬けた鶏むね肉は柔らかく、とってもジューシーになるんです。

それでは、万能調味料の塩麹に漬けた鶏むね肉の照り焼きレシピをご紹介いたします。
  

材料(2人分)

鶏むね肉 1枚(300〜330g)
塩麹 大さじ2
酒、みりん 各小さじ1
サラダ油 適量
 

作り方

(1) 鶏むね肉は包丁で出来るだけ均一な厚みになるよう開いた後、両面ともフォークで全面さす。

鶏肉の厚みを均一にすることで、全体的にジューシーに焼き上がることにもつながります。
  

(2) ジッパー付き袋に鶏肉を入れ、塩麹を加える。出来るだけ空気を抜いて口を閉じ、満遍なく塩麹がいきわたるよう、よく揉み込む。

この状態で冷蔵庫で2時間~半日置きます。
時間がなくてすぐ焼きたい!という方は、3分程しっかりと袋の上から揉み込んでから30分置いて焼いてください。
  

(3) フライパンにサラダ油を熱し、(2)の皮目を下にして入れ、蓋をして中弱火で底面に焼き色がつくまで約4分焼く。

ひっくり返してこれくらいの色になっていればOK!焼き色がなかなかつかない場合は、火が弱いか、鶏肉の中央辺りが反り返っていることがありますので、ヘラを使ってフライパンに鶏肉を押し付けて、もう少し焼いてみてください。
また、火が強すぎるとあっという間に焦げてしまいますので、焼き始めて3分前後で様子をチェックしてくださいね。
 

(4) 上下を返し、酒(分量外)を大さじ1程度まわしかけ、再び蓋をして約4分焼く。蓋を取り、更に上下を返して、酒、みりんを加え、表面に良い色がつくまで2分程焼く。

これで出来上がりです。
器に盛り付けてフライパンに残った汁をかけてお召し上がりください。

焦がさず上手に焼く事で、醤油で焼いたような食欲そそる焼き色に。
塩麹以外はほとんど調味料いらずなのも、味付けに失敗がなく嬉しいですよね!

また、ガーリックチップを添える際は、鶏肉を焼く前にサラダ油で薄切りにんにくを焼き上げします。その油で鶏肉を焼くことで、一段と香り高く仕上がります。
  

本日のおまけ

ひと口大に切った鶏むね肉も同様に塩麹に漬けておくと、様々な料理に使えます。
野菜と一緒に炒め物にしたり、茹でてからだし汁ベースのマリネ液につけた和風マリネなどなど様々です!
塩麹の分量は鶏肉の1割と覚えておけば便利ですよ♪
  

◆記事を書いたのは・・・藤本マキ
おいしい食卓研究家(料理研究家)
普段の献立に役立つ常備菜レシピや、手抜きでも美味しい料理を発信しています。少しでも皆さまの毎日のごはん作りのお役に立てたらうれしいです。

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