食器棚の収納動線を整えると時短家事につながるよ!
みなさん、こんにちは。
名古屋在住、収納動線アドバイザー
名倉史恵です。
はじめての記事です。
毎日ご飯をつくる時に材料調達はもちろんのこと、
調理器具や調理家電など
キッチンには小さいものから
大きなものまで混在している場所ですよね。
火を使うコンロと、
水を使うシンク。
熱と湿気対策も必須となるキッチンは
どうしても置く場所が
「当たり前」
のような位置関係になっていると気づきます。
きっと、ご実家のキッチンがそうだったかのように、
当たり前のように
シンク下にはボウルにザル。
コンロ下にはフライパンにお鍋が入っていませんか?
私の実家も同じように、
当たり前のように入っていました。
学生のころ、
一人暮らしをした際に同じく小さなキッチンにも
実家のキッチン同様、収めていました。
この時思うのは、
それが【ふつう】という固定概念なんですよね。
これ、収納動線アドバイザーとなった今、
お客様のお宅へ伺った際にもまさに!
あるある、
なんですよね。
行動とモノの収め方を見直すこと
じゃあ、どうしたらいいの?
シンク下は湿気があるから食品は置けないでしょ?
コンロ下は熱気がこもるから食品は置けないでしょ?
もちろん、そうなんですよ。
でも、それ以外のモノに着目してみましょう。
例えば、
食器棚から始めていきましょう。
扉の中に収まっている食器やコップの位置関係と、
大切なのは【それを使う時の行動動線】とをリンクして
無駄な動きを最小限にすること。
この動きである
「収納動線」を意識して収めていきましょう。
観音扉の食器棚と行動の位置関係から考える
我が家のキッチンは壁付で、
反対側にあるキッチンカウンターが食器棚となっています。
家族4人分の食器、コップの収める位置を見てみましょう。
食器のすべてが入っています。
可動棚で食器の高さを調整し無駄なく収めます。
右側と左側へと観音扉で開けます。
それぞれどちらか開けて取り出したり、戻す行動となりますが、
全開するのは基本的には洗った後に一斉に戻すときくらいです。
このように、
食器棚に立った際に右手に冷蔵庫
左手にコンロがある立ち位置にあるので
飲み物を飲む際、
左手で左の扉を開けてコップを取り
飲み物を冷蔵庫から取り出して注ぐ。
また、コンロに立って料理が出来上がってお皿に盛りたいとき
右手で開けて左手で大皿を取る。
など、行動と使いたい食器、コップがどの位置にあると
自分は回り込まず利き手を利用して取れるかがポイントになります。
動画で説明しますね。
下の画像をぽちっとしてください。
利き手と行動がリンクする場所に
よく使う食器を置きなおしてみましょう。
片付けは捨てることではなく
「今使っているもの」
「これから使いたいもの」
を選ぶことから始めていきます。
使っていない、お気に入りでない食器が
使いやすい場所、高さに混ざっていませんか?
ぜひ手の届きやすい食器から始めてみましょう。
プロフィール
収納動線アドバイザー 名倉史恵
愛知県名古屋市在住
●本当にこの間取りでいいの?!暮らしやすいかな
●何をどこに収めたら使いやすいくて戻しやすいの
〇間取り・収納にお悩みの方【セカンドオピニオン】として診断
〇【お片付けサポート】【自宅セミナー】
整理収納アドバイザー1級 | 2級建築士
最後までお読みいただきありがとうございます。
片づけと聞くとどうしても「捨てる」「収納ケースを買う」ことを連想されることも多いと思います。
私が推奨する片づけは「ヒトの動きにモノを合わせる」動線から、今使っているものとそうでないものを分けていく、そして使っているものを家の中のよく通る場所、よく使う場所、棚へ置き直すこと。それだけでまずはモノの定位置が決まっていきます。
収納動線を意識した片づけをこれからもお伝えしていきます。
リバウンドを繰り返してしまう、片づけの本はたくさん読んだけど当てはまらない方はぜひ参考にしてください。
よろしくおねがいします。
●記事を書いたのは・・収納動線アドバイザー名倉史恵
中3・小2の年の差兄弟のママ
パートとアドバイザーと兼業。時短効率を目指して家の中スッキリ、快適な暮らしをしています。