「片づく家」と「片づかない家」の分かれ道はココ!たった一つのポイント
こんにちは!【暮らしをラクにする】整理収納アドバイザー&サンキュ!STYLEライターの田中ゆみこです。
年末にむけて大掃除のスケジュールを立てている方もいるかと思いますが、掃除の前にすべきことがあります。それが「片づけ」です。サッと「片づく家」はすぐ掃除にとりかかれますが、なかなか「片づかない家」はまず片づけるところからスタートしないといけませんよね。実は「片づく家」と「片づかない家」には分かれ道があるのを知っていますか?今日は、その分かれ道!たった一つのポイントについてお話します。
片づく家は「モノの定位置」が決まっている
皆さんのご自宅にあるモノの定位置は決まっていますか?「片づく家」と「片づかない家」の分かれ道のポイントはたった一つ、「モノの定位置が決まっているか、決まっていないか」です。
「片づける」とは、定位置(元の場所)に戻すことですが、意外と、定位置が決まっていないモノも多いのです。
たとえば、毎日届く郵便物やダイレクトメール。子どもの学校関係の書類。家族がよく使う文房具など、定位置が決まっていないことありませんか?また、毎日使うカバンなども、帰ってきたらその辺に置いてしまい、意外と定位置が決まっていないことが多いものです。
出ているモノを違う場所に移動させにたり、押し入れや収納棚に隠すことで「片づけた」と思いがちですが、それはNG!ぜひ、よく使うモノから定位置(戻す場所)を決めてみてくださいね。定位置を決めて、元に戻すだけで片づく家に一歩近づきます。
定位置の決め方にもコツがある
「片づく家」は家のすべてのモノの定位置が決まっている。とお伝えしましたが、実は定位置の決め方にもコツがあります。それは、なんとなく...ではなく以下の3つのことを意識するとよいです。
1.動作・動線
動作・動線とは日常の生活の中で、作業をするときの人の動きのことです。動作・動線にそって、モノの定位置を決めると作業がスムーズになります。片づけが苦手な方は特に、動作・動線上にモノの定位置を決めると片づけがラクになりますよ。
2.使用頻度
片づけで、一軍・二軍という言い方を聞いたことがある方もいると思いますが、モノを使う頻度のことです。すべてのモノには頻度があります。よく使うものこそ、便利な場所(取り出しやすく、戻しやすい場所)に定位置を決めると片づく家に近づきますよ。
3.まとめて収納する
例えば、手紙を書く時に使うペンや便せん、封筒や切手などをまとめてグループにしておくと、手紙を書こうと思った時、とっても便利ですよね。このように、ある作業をする時に一緒に使うアイテムをまとめて収納すると、使い勝手の向上につながります。
以上、3つのコツをお伝えしましたが、「動作・動線上だから定位置はここにしよう!」「毎日使うモノだから取り出しやすい場所を定位置に決めよう!」と理由のある定位置決めをすると、暮らしが劇的にラクになります。ちょい置きしてしまいがちなモノにも定位置を決めてみてくださいね。
さいごに
「片づく家」と「片づかない家」の分かれ道のたった一つのポイントについてお伝えしました。片づけるとは元の場所に戻すというシンプルな作業ですが、これがなかなかできなかったりします。その時は、「動作・動線」や「使用頻度」、「まとめて収納する」という視点で定位置を見直してみてくださいね。文房具や救急セットなど家族全員が使うモノは、家族全員がその定位置を知っておくことも必要です。
サッと片づく家は掃除もしやすくなります。ぜひ、年末大掃除を迎える前に、モノの定位置を決めて片づけも掃除もラクにしていきましょう。
◆この記事を書いたのは…田中ゆみこ
整理収納アドバイザー兼サンキュ!STYLEライター。セリアやニトリ、無印良品が大好きなアラフォーママです。2歳差男子育児奮闘中。家族の暮らしをラクにしたい!をモットーに【整理収納×時短家事】について発信しています。