家族で家事を楽しもう!一緒に取りくみやすい仕組み作り
こんにちは。防災士で整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターみぞてんです。
ご家庭の災害対策を見せていただくと、日常生活での主たる家事担当者が動けることが前提の備えをよく目にします。
ですが、家事担当者も他の家族同様に病気や被災リスクを負っていることを忘れてはいませんか?
主たる家事担当者が動けないと、家のことが滞るようでは安心して療養しにくいですよね。しかし、余裕がある時に準備をしておくと、被災時に限らず、普段の病気の時にも安心要素が増えるのではないでしょうか。
ですから日頃から家事を分かち合うことは、いざという時の備えの一種だと私は考えます。
3つの仕組み
わが家は核家族。基本的に家族三人だけで体調不良などを乗り切る必要があります。ですから子供が生まれた時から夫婦で、子どもが成長してからは全員で、基礎的な家事スキルを得られるようにを工夫を重ねてきました。
その経験から家族の家事分担に効果的だと思うポイントを3つご紹介します。
家事の単純化
・モノを持ちすぎない
・ハンガー収納の徹底で洗濯畳みを不要に
・複数用途の洗剤を採用して種類を絞る
・温めるだけの常温保存食品をストックしておく
上記の例は一部です。
このように作業を単純化して、家事の苦手意識と所要時間を削ることを目指します。
ラベルでガイドを
どこに何があるのかわからない。
これも苦手意識のきっかけになりがちですよね。
モノを用途などでグループ分けし、それぞれの収納スペースにラベルで表示してはいかがでしょうか?
その際、細分化しすぎず、ラベルは単純明快な表記にすると家族に伝わりやすくなります。
意思の疎通
ひと口に家族と言っても、年代や背丈によって収納の使い勝手は異なります。どうしたら使いやすいのか、何に困っているのか話し合い、相手を尊重し、意見をすり合わせてはいかがでしょうか。
取り組んだ結果
わが家では子どもが幼い頃から遊びやコミュニケーションに織り交ぜる形で、家族全員で家事スキルを向上させることを楽しんできました。
今では「家事=楽しい」という感覚が浸透して、自然に手が空いた人ができる家事をこなすように。もちろん体調がすぐれない人がいる時は、元気な人が家事をするスタイルが定着しています。
まとめ
決して100%の出来を目指そうというわけではありません。最低限、困らないくらいが目標です。
防災を見据えてはもちろん、病が流行っている今、備えとして楽しみながらご家族で取り組んでみてはいかがでしょうか。
◆この記事を書いたのは…みぞてん
小学生男子ママ。ママ目線の防災備蓄収納を得意とする整理収納アドバイザー兼防災士です。