【始めやすく続けやすい防災】暑い季節の防災対策

2020/08/25
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こんにちは。サンキュ!主婦ライターみぞてんです。
整理収納アドバイザー兼防災士として、始めやすく続けやすい整理収納と防災備蓄についての情報を発信しています。

盛夏からあまり気温も下がらないまま、台風シーズンの到来ですね。

台風といえば、残念ながら停電がつきもの。
この暑さの中停電でエアコンが使えなくなってしまったらどうしますか?

暑い季節には一般的な防災対策グッズリストに加え、熱中症への備えも必要になります。

暑さへの備え

では、具体的にどのような備えが考えられるでしょうか。
日常使いの熱中症対策用品を多めに持つことが基本的な対策になります。

〇汗で失われるものを補う役割
通常以上の飲料水のストック、スポーツドリンク、梅干しや塩飴 など

〇体を冷やす役割
冷却シート、冷感スプレー、保冷剤、冷感機能寝具、ハンディ扇風機 など

なおハンディ扇風機は長期化に備えモバイルバッテリーもあわせて準備しておくと、安心感が増しますね。

意外な落とし穴と解決策

エアコンが使えなくなって、まず実行する対策って何でしょうか?

窓を開けて風を取り入れようとしますよね。
ですが、それには「防犯面の不安から開けっ放しにできない」というお悩みを耳にします。

そこで、私がお勧めしているのが窓サッシの防犯用ストッパー。

簡易補助錠の一種で、取り付けはサッシの溝にはめ込むだけ。
半端に開いた窓の中間止めに使うことができる器具です。

簡易補助錠ですから、強力な防犯対策にはなりえないのがデメリット。
ですが、人が通れない幅で窓の開きをキープできることは大きなメリットです。
一つあたり100円前後と安価なので導入しやすいのも良い点ですね。

こまめな換気が推奨されている今、停電時だけでなく日常でも活躍するグッズです。

台風対策をきっかけに

「防災対策が空振りになったらもったいない」とよく聞きます。
けれど台風は他の災害と違い、事前予測が可能なうえに毎年発生するもの。
ですから台風対策をきっかけに「日常と被災時どちらでも使えるものを少し多めに持つ」とことろからスタートすると、防災対策に取り掛かりやすいかもしれませんね。

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