【防災士】全部見せます防災ポーチの中身
こんにちは。サンキュ!主婦ライターみぞてんです。
整理収納アドバイザー兼防災士として、始めやすく続けやすい整理収納と防災備蓄についての情報を発信しています。
防災の日である9月1日の前後はメディアでも特集が組まれ、特設コーナーを設けるお店も多いので、防災グッズを揃えてみようかなとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが同時に「いきなり全部を揃えるには費用がかかりすぎて二の足を踏む」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方にこそ私が防災グッズ準備の第一歩としてお勧めしたいのは、防災ポーチの準備です。
このポーチは外出時の発災に備えて必ず持ち歩く防災グッズセットの事です。常に持ち歩くという用途の性質上、非常持ち出し袋などに比べて必要なグッズが少なく安価で揃えられるポーチは、防災対策のスタートに向いているのです。
そこで今回は、参考例の一つとして防災士の私が実際に持ち歩いている防災ポーチの中身を公開いたします。
ポーチの中身
無理せず防災対策を続けるには、日常生活を妨げないことが大切ですから、小さなバッグが好きな私は12cm×15cmサイズを使っています。
平常時用の外出必需品であるスマホ・お財布(あえて千円札と小銭を多く入れています)・ハンカチ・飲み物などは被災時にも使えるので、+αで必要となりそうなグッズをポーチに入れています。
中身は菓子・エナジーゼリー・非常用トイレ・サニタリーグッズ・薬・アルミシート・ライト兼用モバイルバッテリー・充電用コード・現金・ホイッスル・圧縮タオル・ビニール袋。
優先順位をつける
持ち歩くという用途ですから、サイズと重量に限りがあるのが防災ポーチ。
ですから私はグッズに優先順位をつけ、ポーチに入りきるだけを持ち歩いています。
最優先は命と健康の維持、次に情報収集関連、逆に快適性を高める目的のものは順位が低くなります。
アイテム数を減らす
兼用できるグッズを選ぶことでアイテム数を減らすことができます。
例えば私のポーチではエナジーゼリーで水分と栄養の補給を兼ね、モバイルバッテリーではライトを兼ねています。
好みの味を選ぶ
防災目的とは言え、必ずしも防災専用に開発されたものを選ぶ必要はありません。
大きなストレスを受ける被災時に、好みに合ったものを口にできるだけで癒しとなります。
ジッパーつき容器に入ったお菓子などは、安価な上に少しずつ食べることもできるのでとても重宝しています。
まずは防災ポーチから
防災グッズ準備の入門編としての防災ポーチについて、どのような印象を持たれましたか?
ハードルが低いかもと感じていただき、防災ポーチを準備する行動につながれば幸いです。